現地時間の8月14日、2023年6月末時点のバークシャー・ハザウェイ(バフェット)の上場株式保有状況がSEC(米証券取引委員会)に開示されていましたので、早速いつものとおり比較表を作成しました。
尚、米証券取引委員会(SEC)に保有銘柄を開示する義務があるのは主に米国で上場する銘柄であり、日本の総合商社株等は対象外となっています。(つまりすべての保有株の開示ではないということ。)
以下が前回開示の2023年3月末との比較になります。
今回の主な注目点は以下のとおり。
まず売却(黄色)では、ゲーム大手アクティビジョン・ブリザード(NO.1)と自動車大手ゼネラル・モーターズ(NO.18)をそれぞれ70%、45%売却。
一方で大手住宅メーカーのDRホートン(NO.16)やレナー(NO.25)、NVR(NO.36)の株式を新規に取得しています。(水色参照)
今回の住宅メーカー購入の理由については、日経新聞等で米国では新築住宅への需要が旺盛で、住宅メーカー各社の業績は好調であること。
そして住宅売買の大半を占める中古住宅の在庫払底により、住宅購入希望者が新築住宅を選択する状況が当面続くとの見方から、と説明しています。
続いてエネルギー銘柄(ピンク)では前回3月末時点に続きシェブロン(NO.11)を一部売却した一方でオキシデンタル ペトロリアム(NO.37)は買い増し。
また3月末時点で新規取得したクレジットカード発行大手のキャピタル・ワン(NO.8 黄緑)は26%買い増ししています。
今回の注目は住宅メーカーの購入。
ですが、NVRは配当を実施しておらず、DRホートンとレナーの配当利回りはそれぞれ0.8%、1.2%と低いことから当方の投資対象とはなりませんが、キャピタルゲイン狙いであればバフェットの後を追うコバンザメ投資(?)もありかもしれません。
以上ご参考まで。
(バフェットの保有銘柄を妄信しての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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