たばこ銘柄のアルトリア(MO)、と言えば現在株価は絶賛(?)低迷中。
その最大の理由は、電子タバコ最大手ジュールの買収が大失敗に終わったこと。
日本円で1兆円をはるかに超える128億ドルもの大枚をはたいて取得したジュールですが、政府の規制強化や健康被害問題で青色吐息の状況。
これに伴ってアルトリアは2019年9月期、そして12月期と2四半期連続で減損損失を計上することとなりました。
その額合わせて86億ドル也。
こんな状況ですからホルダーの皆さんも心穏やかにあらず、ではないでしょうか。
そんなアルトリアですが1月30日の第4四半期決算発表時に以下のとおり今期2020年の予想を公表していました。
調整後1株利益で4.39ドル~4.51ドル(前期実績に対して4%~7%の成長率)
そして現地時間の2月19日に開催されたthe Consumer Analyst Group of New York Conference(会社説明会)で以下のとおり今期予想を公表したのです。
調整後1株利益で4.39ドル~4.51ドル(前期実績に対して4%~7%の成長率)
そう、変更なし。
ということで当方ニンマリ。
そもそもこの銘柄に株価上昇を期待するのは間違い。
期待すべきはあくまで配当。
ここを間違ってはいけません。
現在のアルトリアの配当基準は調整後1株利益の80%。
そしてその今期の調整後1株利益の会社予想は上記のとおり4.39ドルから4.51ドルであり、前期の4.22ドルに対して4%から7%の増益。
仮に今期が下限値で着地した場合、1株利益は4.39ドル このベースでの年間1株配当は4.39ドル×80%=3.51ドル
四半期ベースでは0.878ドル
上限値で着地した場合、1株利益は4.51ドル このベースでの年間1株配当は4.51ドル×80%=3.60ドル
四半期ベースでは0.90ドル
現在の1株配当は0.84ドル。
ということで、
下限値での着地が見込まれる場合、増配率は4.5%
上限値での着地が見込まれる場合、増配率は7.1%
まあ、5%かな?
と勝手に試算して一人ニンマリしているのですが、楽観的過ぎるでしょうか?
(投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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配当金もらってもトータルで負けていたら意味ないのでは?
あかいろさん
投資は自己責任の世界。
意味がない、と考えるのなら保有しなければ良い。ただそれだけです。
おはようございます。
半世紀に渡り増配の歴史を続けて来た
MOアルトリアがここまで安くて
買えるなんて毎日有頂天です。
ふふふ笑っ
毎月毎月ちょっとずつ
ちょっとずつ有り余るお小遣いで
買い増しして受取配当を
増やしております。
ウィニングチケットさん
現在の配当利回りですがあのリーマンショック時とほぼ変わらぬレベル。
当方はもうおなか一杯ですが、これが何を意味するか、お分かりかと。
ははっ笑っ
先輩はお腹いっぱいもう
アルトリアは買い込んでらっしゃいますからね~。
さすがにこれ以上はということで、
他の銘柄に資金投入されてるんでしょうね。
私はまだまだ買い足りませんΣ(゚∀゚)
はんぐりーに、まだまだパクパク頂きま~す。
アルトリアの配当利回り史上からも、
リーマンショック並みに
最安値株価水準なんですね。
こりゃ、バーゲンセールだな、やはり!Σ( ̄□ ̄;)
ウィニングチケットさん
アルトリアへの追加投資ですが、この世界何が起きるかわかりません。
パクパク投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。(笑)
こんばんは。
アルトリアの営業利益率推移を見てましたら
着実に伸びていますね。
営業利益率推移
07~16年平均 40%
08~17年平均 41%
09~18年平均 43%
10~19年平均 45%
直近5年15~19年平均 48%
直近3年17~19年平均 50%
営業C/F平均
07~16年平均 24%
08~17年平均 24%
09~18年平均 25%
10~19年平均 27%
直近5年15~19年平均 32%
直近3年17~19年平均 36%
利益率マニアの私としては最も
心強いデータです^^
高すぎてちょっとコワイくらいですが。。
ウィニングチケットさん
おー、きちんと調べておられて素晴らしい。
このうち2017-2019年の営業利益率と営業CFのかい離(営業CFの急上昇)は2018年の米国における税制改正、つまりトランプ減税の影響が大きいと思っています。
つまり手元に残る稼いだ資金が多くなったということ。
おはようございます。
なるほどなるほど。
トランプ減税は
そんなところに数値として出ているんですね。
一つ考察が進みました。
ありがとうございます(⌒‐⌒)
我が家の大事な大事な金の成る木として
育てて行きたいと思います。
それにしても、
アルトリア(アメリカ市場圧倒マルボロ帝国)は
現金創出力凄まじいですね。
ウィニングチケットさん
アルトリアの場合国内担当ということで今後カギを握るのは加熱式たばこの普及、だと思っています。