早速ですが以下のとおり2024年5月末時点の米国株の実績を公開します。
評価(=含み)損益の表示は100%と表示されていれば時価は購入価額の2倍、200%であれば3倍になっていることを示しています。
ご覧のとおり時価総額合計(円)は108,699,850円、前月比プラス1,547,165円と1.4%増となっています。
ちなみに月末ベースで3月以降1億円超えをキープ。
これは配当に傾注し投資を続けて来た者としても嬉しい限りです。
尚、月末時点のドル円レートは(ここ最近にしては珍しく)156.76円と前月末の156.80円とほぼ変わらず。
ということで、為替の影響を除いた真の姿を表すドルベースでの実績(株式の時価総額合計(ドル))の方は前月の683,372ドルに対し693,416ドルと円ベースとほぼ同率の1.5%の増加となっています。
尚5月はスリーエム売却資金の一部(7,252ドル)を円転し日本銘柄購入資金に振り替えており、この分を加味した場合は2.5%の増加となっています。
ちなみに市場平均(S&P500)は前月比+4.8%となっており、市場平均を大きく下回る結果となりました。(涙)
銘柄個々の動きは以下のとおり。
5月は5月14日に54%もの大減配を発表したスリーエム(MMM)を売却、その一部資金で公益事業銘柄のエクセル エナジー(XEL)を購入しています。
売却したスリーエムと購入したばかりのエクセル エナジーを除く21銘柄のうち前月に対し増加した銘柄が13に対し、減少(株価が下落)した銘柄が8。
増加の筆頭(+15.2%)は家電等の量販店のベスト バイ(BBY)。
現地時間の5月30日に発表した2025年第1四半期決算は前年同月比で売上は7%減となったものの、主に会員制サービスを含むサービス部門の業績改善により国内売上総利益率が前年同期の22.6%から23.4%へと改善したこと等により、1株利益は会計基準ベースで前年同期の1.11ドルに対し1.13ドル、そして調整後1株利益(NON-GAAPベース)は前年同期の1.15ドルに対し1.20ドルとそれぞれ増加。
そして1株利益がアナリスト予想を大きく上回ったこと、厳しい販売環境下通期予想を据え置いたこと、さらにノートパソコンの売上が前年同期を上回るなど明るい兆しが見え始めたことで発表後の2日間で株価が大きく上昇しています。
一方減少の筆頭は-8.7%のソルベンタム(SOLV)。
スリーエムがヘルスケア事業をスピンオフし誕生したこの銘柄。
いくら成長に期待できない銘柄とは言え、同業他社と比較した場合のPERと今期予想を含む調整後営業利益率は20%を超えていること等も考えるとかなり割安な水準と考え保有を続けてきましたが、上場後株価はひたすら右肩下がり(汗)。
ただ来月以降リリースされるであろう第2四半期決算での通期予想と配当を見てから売却を判断したいと考えています。
今年から日本銘柄への投資をメインに本来の姿である優良配当銘柄への投資を再開しているわけですが、たとえこの先株、そして為替がどんな相場になろうとも、インカムゲイン投資家として為替・時価を気にすることなく今後も業績、特に営業キャッシュフロー等の稼ぐ力が確かな優良配当銘柄への投資、そして保有を愚直にかつ淡々と継続する姿勢になんら変わりはありません。
(本リストを参考にしての銘柄選定にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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