現地時間の9月26日、マクドナルド(MCD)が増配タイミングでの配当のお知らせをリリースしました。
そのマクドナルドですが、7月29日に発表した直近第2四半期決算は中東紛争や長引くインフレ圧力により前年同期比で減収減益。
売上は微減だったものの、利益は、営業利益(6%減)、(潜在株式調整後)1株利益(11%減)、そして特殊要因を除いたいわゆるNON-GAAPベースでの調整後1株利益は2.97ドルと前年同期の3.17ドルに対し6%の減益に終わっています。
そしてアナリスト予想との比較では売上、調整後1株利益ともに予想を下回る結果に終わっています。
ということで、不安を胸に内容を確認。
・マクドナルド取締役会は、2024年12月2日現在の株主名簿上の株主に対し、普通株式1株につき1.77ドルの四半期配当を、2024年12月16日に支払うことを宣言した。
・これは、同社の成長戦略「Accelerating the Arches」と長期的な利益成長を推進する能力に対する自信を反映したもので、前回の四半期配当から6%の増配となる。
昨年が10%(正確には9.9%)増配でしたので増配率は大幅にダウン。
しかし非常に厳しい経営環境下にあっても6%増配を実施してくれた、と当方大いに評価しています。
今回の増配で1976年の初配当以来48年連続増配となったこの銘柄。
しかも直近(8月末)のトータルリターン(10年)は13.6%と市場平均(Vanguard S&P 500 ETF(VOO))の12.8%を上回っている。(データ元はモーニングスター)
つまりこの銘柄は株主に強力なリターン(配当)を提供しながら成長を続けている。
さらに9月の配当で投資回収率がついに100%を超えている。
当方にとってもはやこの銘柄は、半永久保有超優良銘柄と言っても過言ではないでしょう。
(頑なに通期予想を開示しない銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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