9月30日にバイオ医薬品銘柄のギリアド・サイエンシズ(GILD)から配当を受領しました。
この銘柄の増配タイミングは3月支払い時ということで、今回も前回同様1株当たり0.77ドルの配当となっています。
直近の業績ですが、8月9日にリリースした2024年第2四半期決算は前年同期比で増収(+5%)そして売上の増加と営業費用の減少により大幅な増益(+50% - 調整後1株利益ベース)。
そしてアナリスト予想との比較では以下のとおり売上、調整後1株利益(損失)ともに予想を上回っています。
また2024年の通期予想は、以下のとおり売上は271億ドル~275億ドルと前回予想を維持したものの、調整後1株利益は前回予想から引き上げています。
この銘柄の現在の期待は?と言えば、HIV(エイズ)治療薬(レナカパビル)。
ギリアド・サイエンシズは、先月HIV治療薬「レナカパビル」の臨床試験(第3フェース)でHIV予防のための年2回の大規模な予防接種が感染を96%減少させ、この治療法の規制当局による承認への道を開いたと発表。
レナカパビルの注射を受けた2,180人のうち、HIV感染者はわずか2人であったとしています。
またレナカパビルは、すでにHIV感染予防に使用されている同社の1日1回投与のトゥルバダよりも89%有効であったとのこと。
そして今年末までに一連の国際的な承認申請を開始し、最初の市場投入は来年2025年になる可能性があるとしています。
ギリアドと言えば主力のHIV治療薬に次ぐ柱として期待しているCell Therapy(細胞治療薬)とTrodelvy(乳がん等治療薬)の売上も増加しているわけで、レナカパビルと合わせ期待したいと思います。
(ここ最近これと言ったスマッシュヒットがない銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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