日本銘柄のJT(日本たばこ産業-2914)から3月23日に配当金を受領しました。
すでに発表のとおり今回の配当は1株当たり77円、前期の75円に対し増配率は2.7%となっています。
ただ以下の増配率のグラフのとおり、残念ながら以前に比べ2019年は非常に控え目な増配率になってしまいました。
何より配当重視でこの銘柄に投資した者としては残念な数字。
そんなJTですが、現在当方は200株の保有となっており、うち100株は一般預かり、そして100株がNISA預かりとなっています。
従って手取り額としては、
一般預かり分 100株×77円-(7,700円×0.20315%)=6,136円
NISA預かり分 100株×77円=7,700円
合計 13,836円
となっています。
って、当たり前と言えば当たり前ですよね。
ただこれを見ながら当方、あることを再認識しています。
それが、
うーん、やっぱりこれがある意味日本銘柄唯一のメリットかも。
ということ。
一体何が?と言えば、
NISAの存在。
ご存じのとおり、NISAの場合配当や譲渡益に対しては一定期間課税されません。
だから一般預かり分の手取り額は6,136円、一方のNISA預かり分は7,700円と差があるわけです。
ってこれまた当たり前ですよね。
でももしこれが同じNISAでも米国株の場合は、手取り額は7,700円にはならないのです。
その理由が外国税額の存在。
通常米国株の場合は、外国税額として10%が現地で課税されます。
そしてこの外国税額分ですが、外国税額控除の対象とはならないのです。
つまり日本銘柄のように手取りは100%ではなく、90%になるわけでして。
外国税額控除は二重課税を調整するために設けられた制度。
だから日本国内での課税がゼロのNISAの場合、二重課税状態にはなっていないわけでして。
ということで、常日頃から米国株のメリットについて散々講釈をたれている当方ですが、ことNISAに限っては日本株のメリットを認めざるを得ないのでした。
(投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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