銘柄研究

<速報>シェブロンCEOが配当維持の決意を表明! でエクソン・モービルホルダーが喜んだ理由

エネルギー銘柄のシェブロン(CVX)ですが、現地時間3月24日にバロンズが、

「シェブロンはエネルギー価格の急激な下落後の配当を維持するために、より多くの借入金を引き受け資産売却を行う用意がある。私たちは業界で最も強力なバランスシートの一つを持っている。」と同社のCEO(最高経営責任者)のマイク・ワース氏は述べた、と伝えました。

そのシェブロンですが、CEOは同日に2020年の設備投資を20%削減して160億ドルに削減し、コスト削減も行うと発表していました。

記事によればシェブロンのブレント原油ベースでの配当支払の損益分岐点は40ドル台前半とのこと。

現在の価格はこれを大きく下回る27ドル台となっており、分岐点を下回る状態。

ということでCEOの発言は現在の価格レベルが続いたとしても、借金をして配当をする用意がある。

と受け取ることができます。

これはシェブロンのホルダーにとって朗報!

であるばかりかエクソン・モービルホルダーにとっても朗報。

「はっ、なんでシェブロンの配当維持がライバルのエクソン・モービルにとって朗報なの?」

ということですが、まさにエクソン・モービルはシェブロンのライバルだから。

シェブロンですがCEOの発言どおり、エネルギー銘柄の中では最も財務状態が健全な企業。

こちらはエネルギー銘柄大手の有利子負債営業キャッシュフロー倍率の推移のグラフですが、簡単に言えば今ある借金を毎年の稼ぐ力で何年で返済できるか?という数字(年数)であり、数字が少なければ少ないほど返済能力が高い、つまり財務的に安定しているということになります。

<計算式>

有利子負債営業キャッシュフロー倍率=有利子負債÷営業キャッシュフロー

御覧のとおり直近2019年では黄色のシェブロンが1.0倍と最も低い数字となっているのです。

そのシェブロンですら配当を借入でまかなわなければならない、と言っているのにエクソン・モービルは大丈夫なのか?

という心配がないではありません。

しかしここで登場するのが経営者の心理。

エクソンの経営陣からしたら、

「何~?シェブロンのマイクが配当維持を発表しただと~~!まったく調子に乗りやがって。確か向こうは今年で33年連続増配だったよな。」

「うちは37年連続。ここで連続増配をストップさせるわけにはいかん。何が何でも、、、」

という心境ではないでしょうか。

さらにエクソンからしてみれば、「業界の雄は我々。」というプライドがあるはず。

ここは意地でも配当を維持するはず。

と考えているのですが、楽観的過ぎるでしょうか?

(原油価格暴落時の投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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POSTED COMMENT

  1. ウィニングチケット より:

    こんばんわ。

    いやまさに、お互い増配マーンとして矜持
    プライド、対抗心がメラメラな
    シェブロンに負けるわけにはいかない
    エクソンモービルは
    何がなんでも増配維持してくると
    私も推測&期待してます。

    • naobito より:

      ウィニングチケットさん
      人間欲を出すとやられますので、ここは減配なしでも万々歳と思わねば。(笑)

  2. Risingball より:

    XOMとBP保有してます。
    石油関連には、この危機を乗り越えてほしいですね。

  3. ひろー より:

    こんにちは。
    財務の観点と、好景気の時点で積極投資を表明していたシェブロンのみ保有しています。
    二番手銘柄はこう言うことがあるから面白いです。
    エクソンは油断していた感。
    米国石油メジャーは配当の維持が存続意義の一つなので減配はしないにせよ1セント単位の増配は意地でも行うでしょうね。

    • naobito より:

      ひろーさん
      実は上げるとしたら、1セント単位どころか1セント上げるのではないか?
      そんな風に思っていました。

  4. そだお より:

    シェブロン持っています。
    「減配しないでね~」のお祈りが効いたのだと思っています。(笑)
    ロイヤル・ダッチシェルも「減配しないでね~」

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