配当

ペプシコより配当金受領 増配率では圧倒するも、いつかはコカコーラという思いが決して消えない理由

7月1日にペプシコ(PEP)からの配当金を受領しました。

ペプシコの場合、今回7月支払い時が増配タイミングとなっており、すでに発表されたとおり前回までの1株当たり0.955ドルから1.0225ドルへと7%の増配となっています。

この銘柄を初めて購入したのが2009年ですが、今回の配当分を含む過去の積み上がりは以下のとおりであり、現時点での配当受領総額は約40.8万円、総投資額90.6万円に対して投資回収率は45%まで来ています。

ペプシコの飲料分野でのライバルと言えば、ご存じコカコーラ(KO)。

あのバフェットが何があってもかたくなに保有を続けているということで、我々米国株投資家の中でも根強い人気を誇っている銘柄です。(以下は2019年12月末現在のバークシャーハザウェイ保有銘柄状況)

しかし、前年度までの増配率で見るとここ数年はペプシコがコカコーラに対して大きく水をあけている状態となっています。

実は当方、ペプシコ購入時散々悩んだ末にペプシコを購入した、という経緯があります。

ただ現在までのその選択は結果論として必ずしも間違っていなかった、と言えるのですが。

しかしいまだに割安になったらいつかはコカコーラを購入し、ホルダーになりたい!という願望をずっ~と持ち続けています。

その理由はコカコーラの連続増配年数が57年とペプシコの48年を上回っているから?

いえいえ。

では、数字うんぬんではなく小さい頃に初めてコカコーラを飲んだ時の感動がいまだ忘れられず、あこがれ続けている銘柄だから?

確かにあの時の感動は忘れられませんが違います。

その最大の理由は、その実力が決して落ちぶれていないどころかさらにパワーアップしているから。

こちらは最近の営業キャッシュフローマージンの比較となりますが、増配率とはうって変わり、いまだコカコーラがじわじわ右肩下がりを続けるペプシコを大きく上回るどころかその差を広げている状況となっています。

つまり企業のブランド力を表すと言われているキャッシュフローマージンでは依然ペプシコを大きく上回っているのです。

さらに言えば、ペプシコの場合飲料以外のスナック等の事業がマージンのけん引役であり飲料事業はどちらかと言えばお荷物事業なのです。

その意味でかたくなに保有を続けて来たバフェットも、やはりその事業価値を高く評価していることは間違いありません。

「いつかはコカコーラ。」

現在のマージンを維持し続ける限り当方の思いが変わることはないでしょう。

(営業キャッシュフローのみを妄信しての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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