タイトルのとおり、
キャピタルゲイン投資家=うさぎ
インカムゲイン投資家=カメ
って例えれば、もう何が言いたいかおわかりですよね!
位置について-!
値上がり益を追求するキャピタルゲイン投資の場合、銘柄選定がうまく行き上昇相場に乗れば一気に資産を増やすことができます。
例えば2015年、株価が500ドルの時にアマゾンに投資した投資家の場合、2018年の夏に最高値の2,000ドルを超えた瞬間に売却できれば、たった3年でなんと資産を4倍にも増やすことができたのです。
すっ、すばらしい!!
これぞキャピタルゲイン投資の醍醐味。
一方のインデックス投資。
インカムゲイン、つまり配当収入の増加を目指し優良配当銘柄にコツコツと投資していきます。
そして連続増配銘柄に投資したとしても、例えば5%の増配率でも手取りは4%に届きませんから、配当収入は1年1年で見れば極端に増加することはありません。
3年で4倍、などというこ投資に比べたら極めて地味~な投資。
華がないというか、ある意味ドンくさい、まるでカメのような投資。
はっきり言って人気の面でも雲泥の差。
特にFANGと呼ばれる人気IT銘柄の場合、その値動きは毎日のように新聞・ネット上で名前が取り上げられる。
一方、インデックス投資の代表的銘柄、例えばアルトリアなどは日本のマスコミ、例えば一般紙に取り上げられることなどめったにありません。
しかし、どんくさいカメはそんことは少しも気にせず、ゆっくりゆっくりと歩を進め、着実に配当収入を増やしていきます。
一方のキャピタルゲイン投資、確かにアマゾンのように上昇率がものすごい銘柄はありますが、そもそも最高のタイミングで売却することは至難の業ですし、万一ベストのタイミングでで売却できたとしても、その後に購入した銘柄が第2のアマゾンのようなパフォーマンスを見せてくれるとは必ずしも言えません。
(さらに言えば、たとえばリーマンショックのような大暴落時に渦中にあっても売却することなくホールドし続けるというのは簡単なようで非常に難しい。いわば至難の業。)
もちろん、キャピタルゲイン投資でうまく行って資産を何倍にも増やしている才能ある投資家もおられることと思います。
ただ、何の才能もない当方のような素人投資家の誰もがそのような結果を出すことができるのか?
と問われれば、自信を持ってハイ、とは言えないのではないでしょうか。
かたやインカムゲイン投資。
確かに株価上昇は期待できないかもしれませんが、優良配当銘柄に投資していれば確実に配当は増えていきます。
そしてその増加スピードは配当を愚直に再投資することで、キャピタルゲイン投資のそれには及ばないものの、さらに増加することになるのです。
ゆっくりだが着実に。
まさにカメのごとく。
そして10数年という歳月が流れた時。
その成果ははっきりと目に見える形で現れることになるのです。
もちろんどちらを選ぶかは各投資家の自由。
ではありますが、現在のような不安定な相場環境にあって、
どちらがあなたの大切な収入を確実に増やしてくれるのか?
を考えた場合、すでに答えは出ているような気がするのですが、、、
(投資にあたってはくれぐれも自己責任にてお願いいたします。)