現地時間の10月22日、飲料大手のコカ・コーラ(KO)が第3四半期決算を発表しました。
今回の注目は(も)もちろん新型コロナウィルス影響の程度。
ということで早速確認。
まず会計基準ベースでの数字は以下のとおり。
まず売上ですが、やはり新型コロナ流行の影響から引き続き減少となり前年同期比で9%の減収となりましたが、市場予想の83億6000万ドルを上回りました。
セグメント(地域)別での詳細は以下のとおり。
御覧のとおりコロナの世界的大流行の影響ですべての地域でマイナスとなっている状況が見て取れます。
但し、第2四半期と比較すると全体でマイナス28%からマイナス9%と大きく改善。
特におひざ元の北米地域(North America)でマイナス16%からマイナス2%となったのは朗報でしょう。
一方利益の方は減損(前期)等の特殊要因を除いたNON-GAAPベースでは前年同期比で2%のマイナスに留まり、市場予想の0.46ドルを0.09ドル上回りました。
そして営業キャッシュフローマージン(9ヶ月累計)の方もなんとか踏みとどまっている状況となっています。
決算発表でクインシーCEOは、「依然として多くの課題が残されてはいるものの、四半期の進捗状況から当社が正しい道を歩んでいると確信している。」と述べていますが売上、利益ともに市場予想を上回ったことといい、かねてから「いつかはコカ・コーラ。」と言い続けている投資家として、再びぶり返しを見せているコロナ流行下にあっても、
「光明が見えつつある。」と感じ始めています。
(思い入れの非常に強い銘柄へのコロナ下での投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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