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エネルギー大手のエクソン・モービル(XOM)が現地時間の7月30日に第2四半期決算を発表しました。
原油価格の上昇で第1四半期は黒字に転換したこの銘柄、「今回も1Q並みは堅いのでは?」という期待を持って早速数字を確認。
こちらはセグメント別の当期利益を左から今期第2四半期、前期第2四半期、そして直近第1四半期の順に並べたもの。
やはり原油価格上昇と需要増により原油・天然ガスの探査・生産を行うアップストリーム事業が大きく伸びたばかりか、マージン増加や需要増により石油化学製品の製造・販売を行うケミカルが大きく伸び、全体では第1四半期を上回る46.9億ドルの利益を計上。
そして特殊要因を除外した調整後1株利益は前年同期のマイナス0.70ドルから1.10ドルへと大幅に増加、こちらも第1四半期の0.65ドルを上回っています。
また、アナリスト予想との比較でも売上、利益ともにそれら数字を上回る結果となっています。
最後に注目の営業キャッシュフローですが、御覧のとおり96.5億ドルと第1四半期を上回り、設備投資、配当支払をカバーできているばかりか、借入金返済もカバーできる水準となっています。
以上、売上〇、利益〇、キャッシュフロー〇 ということで発表当日の株価下落にかかわらずホールドです。
(デルタ株が世界的に猛威を振るう中、エネルギー銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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こんにちは。
シェルの場合、売上は未達でしたが、利益が想定より良い感じでしたね。
また、配当アップと自社株買いをしてくれる、嬉しいサプライズもありました。ただ、サプライズが株価に反映されているかというと、微妙な感じですね…
株価は半年先を見越して動くといいますが、デルタ株のせいか、今一つ動きが悪いですね…
あおばさん
こんばんは。
シェルは再び増配への道を歩み始めていますね。
またこの銘柄は米国のエネルギー銘柄に比べCO2排出削減を始め環境問題に積極的に取り組んでいますが、なかなか株価に反映しないのが残念ですね。
あおばさんのおっしゃるように現在はデルタ株の猛威と脅威がすべてに打ち勝っているように感じています。