現地時間の2月14日、2021年12月末時点のバフェット(バークシャー・ハザウェイ)の株式保有状況がSEC(米証券取引委員会)に開示されていましたので、早速いつものとおり比較表を作成しました。
以下が前回開示の2021年9月末との比較となります。
(昨日2月15日にアップしたベライゾンの記事で、今回の開示の日付を2月15日と記載していましたが14日でした。スミマセン、、、)
今回の注目点ですが、まずはヘルスケア銘柄の売却の継続(黄色参照)。
前回9月に続き、アッヴィ(NO.1)、ブリストル・マイヤーズ(NO.9)の売却を継続。
さらには9月末時点で新たに購入していたロイヤルティ・ファーマ(NO.30)の一部売却を早くも実施。
そしてテバ(NO.36)に至ってはすべて売却しています。
一方エネルギー銘柄のシェブロン(NO.11-黄緑色参照)は先月に引き続き買い増しを実施。
その後の原油価格&株価の上昇を見れば、やはりバフェットは先見の明があると言わざるを得ません。
先見の明と言えば、NO.2のアクティビジョン ブリザード(ATVI-ピンク参照)の購入。
企業概要
アクティビジョン・ブリザードは、米国のゲームソフト会社。
オンライン、コンピュータ、モバイル、タブレット向けのゲームソフトの開発・配信・販売に従事。
また、マイクロソフト「Xbox one」と「Xbox 360」、任天堂「wii u」と「wii」、ソニー「PS3」と「PS4」向けのゲームソフトを提供する。
本社はカリフォルニア州サンタモニカ。
アクティビジョンと言えば、マイクロソフトが今年1月半ばに7.9兆円の巨額買収を発表した銘柄。
つまりバークシャーはマイクロソフトが買収を発表する少し前にアクティビジョン株を取得していた。
しかもバフェットは、マイクロソフトの共同創業者で元CEOのビル・ゲイツ氏とは旧知の中で交友関係を通じて同社と長く関係を築いている。
ということは、インサイダー??
まあないと思いますが、やはり勘繰りたくなりますよね。
また大減配を控えているAT&Tの後釜にと考えているベライゾン(NO.42)の保有を続けているところも個人的には注目しています。
以上ご参考まで。
(バフェットの保有銘柄を妄信しての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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