3月11日にIBMからの配当を受領しました。
IBMの場合増配タイミングは次回6月支払い時、ということで今回も前回同様1株当たり1.64ドルとなっています。
この銘柄を初めて購入したのが2017年4月。
購入後、あのバフェットがアップル買い増しに伴い見放し(完全売却)、さらには日本のバフェット、バフェット太郎氏もこの銘柄を売却したにもかかわらず当方保有を続けています。
過去の増配率ですが、連続増配は途切れることはなくついに25年に到達し、配当貴族銘柄の仲間入りを果たしたものの、御覧のとおり直近では業績低迷、新型コロナの影響もあり、右肩下がり一直線の状況。
しかし直近2021年第4四半期決算は、以下のとおり売上、調整後1株利益ともにアナリスト予想を上回っています。
この決算で注目しなければならないのは、グローバル・テクノロジー・サービス事業の一部をスピンオフしたことに伴いセグメント区分を以下のとおり変更し、これまでのIBMとは違う企業になったこと。
Cloud & Cognitive Software⇒ Software
Global Business Services⇒ Consulting
Global Technology Services/Systems⇒ Infrastructure
Global Financing⇒ Financing
クラウドとAIを中心とした企業への生まれ変わりを図る中、注目の利益率の高いソフトウエア部門は前年同期比8.2%の増収。
そしてハイブリッドクラウドの売上は62億ドルと16%の増収(為替の影響を除いた場合は18%の増収)と幸先の良いスタートを切った。
もちろんこの銘柄が過去長きに渡り投資家の期待を裏切り続けて来たオオカミ少年的銘柄であることは百も承知。
ただ今回の新IBMには期待したくなってしまう中年投資家なのでした。
(長きに渡り投資家の期待を裏切り続けて来た銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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