配当

ドミニオン・エナジーより増配のお知らせ 非常に残念な結果にもこの銘柄を手放さない理由

公益事業銘柄のドミニオン・エナジー(D)が現地時間の1月24日、配当のお知らせをリリースしました。

ドミニオン・エナジーと言っても知らない方も多いと思いますので会社概要から。

会社概要

ドミニオン・エナジー(Dominion Energy, Inc.)(旧名:Dominion Resources Inc.)はエネルギーの生産・輸送を行う。

【事業内容】同社は主に規制された発電・送配電、規制された天然ガスの輸送及びインフラへの投資を行う。

同社は3つの事業区分により構成される。

Dominionバージニア電力事業(DVP)は規制された配電及び規制された電気輸送を含む。

Dominion発電事業は規制された電気企業及び商用の電気企業を含む。

Dominionエネルギー事業はガスの収集と処理、液化天然ガスの輸入と貯蔵、及び規制されていない小売エネルギーマーケティングを含む。

同社はユーティリティおよび小売エネルギーの顧客にサービスを提供し、約1兆立方フィートのストレージ容量を持つ地下天然ガス貯蔵システムを運用する。

(SBI証券より(一部勝手変更))

この銘柄の増配タイミングは次回3月支払い時ですので、まさに今回が増配発表のタイミング。

その内容ですが、3月20日に2月28日時点の株主に対して1株当たり0.94ドルを支払う、というもの。

(ちなみに今回の配当で368四半期(なんと92年!)連続で配当を支払い続けていることになります。)

前回の1株当たり配当が0.9175ドルでしたから、2.5%の増配率ということになります。

うーん、残念。

実はドミニオン・エナジーの過去の増配率は以下のとおりとなっており、増配率に関しては優等生中の優等生だったのです。

そして配当の源泉である稼ぐ力を表すキャッシュフローマージンも以下のとおり2018年までの期間においてその数字は極めて安定していたばかりか、ライバルと比較するとレベルの高さは頭一つ抜け出ていました。

しかし今期はその数字に陰りが見えていた。

こちらは第3四半期時点の前年同期との比較になりますが、そのマージンが大きく下がっているのです。

ということで今回の発表内容は妥当と言えば妥当。

2.5%という増配率は残念ではありますが、現時点での売却は全く考えていません。

第4四半期の決算発表は2月11日の予定ですので、最新の状況をしっかり確認したいと考えています。

(投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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