12月12日にエネルギー銘柄のエクソン・モービル(XOM)からの配当を受領しました。
今回の配当額ですが、すでに発表のとおり前回の1株当たり0.88ドルから3.4%増配の0.91ドルとなっています。
直近の業績ですが10月28日に発表した2022年第3四半期決算は原油、ガス価格上昇の恩恵を受け、前年同期はもとより第2四半期をも上回り史上最高益を計上。
さらにアナリスト予想との比較でも売上、調整後1株利益ともに予想を上回る結果となっています。
しかし、「この業績ならかなりの増配が期待できる。あわよくば二ケタ増益。」
というホルダーの期待を瞬時に裏切り、同日発表されたのは40年連続増配と増配を継続したとは言え、たった3.4%の超渋ちん増配。
正直大いに落胆したのですが、ここに来てうれしいニュースが。
それが12月8日に発表された自社株買い拡大のニュース。
そう、エクソンは2022年から2024年末までに総額500億ドル(日本円換算で約6兆8300億円)もの自社株買いを実施する。
これは従来の2023年末までで300億ドルの計画の規模を拡大するものであり、自社株買いの年間総額としては2013年以降で最大となるとのこと。
とここで捕らぬ狸の、ではありませんが皮算用を。
仮に現時点の株価と9月末の発行済株式数をベースに計算した場合、2024年末時点で発行済株式数は約8%減少することになる。
つまりこの先2年間でたとえ金額ベースで増配しなくともある意味自動的に8%以上の増配が可能となるはず。
むろんこれが実現するかどうかは今後の原油・天然ガス価格にかかっていることは百も承知。
但しコロナパンデミックによる2020年の原油価格大暴落による業績悪化時も決して減配しなかったこの銘柄。
実現の可能性は高い、と考えているところです。
(原油価格を無視した投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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