現在毎月米国株の時価を開示していますが、その比較の基準は前月比。
そこで今回は前年2021年末と比較してみました。
それがこちら。
まずこちらはドルベースでの比較表となりますが、合計金額は昨年の574,497ドルに対して643,247ドルと12%の増加となっています。
ちなみに市場平均、つまりS&P500がでマイナス19%で終わった中(珍しく)上々のパフォーマンスと言えるでしょう。
続いてはこちら。
こちらは円ベースでの比較。
2022年は米国の度重なる利上げにより前年末の1ドル115.03円から132.53円へと大きく円安が進んだことから、合計金額は昨年の66,084,404円に対して85,249,493円と29%の増加となっています。
ちなみに2022年は、配当金を原資とする投資は行いましたが、それ以外、つまり純粋な意味での追加資金での投資は一切行っていません。
しかし以前からくどいくらいに書いていますが、時価、つまり株価はあまり気にしていません。
当方はインカムゲイン投資家、気にするのはあくまで配当。
さらに言えば配当が毎年300万円をキープすること。そして将来的には3万ドルを達成したい。
これを第一に考えて投資をしている。
その結果2022年はたまたまエネルギー銘柄のエクソン・モービルが爆上げしたことで市場平均を上回るパフォーマンスとなっただけ。
そして円ベースで見るとたまたま昨年に対して大きく円安が進んだ結果、さらにパフォーマンスが良くなっただけ。
そう、”たまたま”。
配当を第一に考えて投資していたら2022年は”たまたま”円安が進みポートフォリオの断トツ1位の銘柄の株価が”たまたま”大きく上昇したから資産が大きく増えただけ。
そして大きく増えた資産額とはあくまで2022年12月30日時点の評価額。
そう、ある瞬間の株価であり刻一刻と変わるもの、つまり明日になれば消えてなくなるいわば砂上の楼閣。
しかも明日の為替などまさに神のみぞ知る世界。
それに対して配当は評価額などではなく実際に自身の口座に入金された確定額。
明日の株価など誰にもわからない。
今日は絶好調でも明日には奈落の底に突き落とされるかもしれない。
人間は感情の生き物。これが投資家に恐怖を与える。
そして投資判断を誤らせる。
一方、インカムゲイン投資の場合、配当金といういわば実現益が毎月確実に口座に入金される。
この安心感。
たとえ配当銘柄がトータルリターンで劣ると言われようと、配当という安心感を拠り所にこれからもインカムゲイン投資を続けて行くつもりです。
(まず配当ありき、の投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
よろしければ応援クリックお願いします。
にほんブログ村