投資成功のヒント

次は何を買おうかリストNISA版をアップデートしました。(2020年1月末時点) 皆さんの銘柄選びの参考になれば幸いです

さて、定例となった次は何を買おうかリストのNISA版の2020年1月末時点の数字を報告します。

ここで言うNISA版とは、

日本国内分の税金が非課税のみならず、外国税額も課税されない、課税ゼロのいわゆる完全非課税の銘柄のリストのことであり、具体的には英国ADR銘柄のリスト

ということになります。

通常NISAにおいても外国税額分は課税されてしまいます。なぜなら二重課税に該当しないため、外国税額控除の適用を受けることができないから。

例えば米国銘柄であれば源泉税率は基本10%ですが(※海外売上比率が高いフィリップモリスのような銘柄は除く)、この分は外国税額控除を取ることはできないのです。

それがこちら。

相変わらず英国銘柄には配当利回りの高い銘柄が多いです。

しかし、我々日本に居住し日本の証券会社口座で米国株投資をしている投資家が英国銘柄をインカムゲイン目的で購入する際に十分気をつけねばならない点があります。

それは配当がどの通貨ベースで支払われているのか?

という点。

もちろん、米国市場に上場しているADR銘柄ですから最終的な支払いはドルなのですが、多くの銘柄が自国通貨のポンドベースで配当を支払っているのが実情。

その結果ドルとポンドのレートの変動によってポンドベースでは増配にもかかわらず、受け取り通貨であるドルになると減配という現象が起こるのです。

(当然ポンド高になれば逆の結果となります。)

つまり、為替リスクは我々投資家が背負わなければならない、という点は投資にあたって十分考慮する必要があるでしょう。

参考までに以下が主な高配当銘柄の配当支払いのベース通貨となります。

従って英国銘柄の投資にあたっては、課税ゼロや利回りの高さのみに注目せず、上記の点にも考慮が必要となります。

もちろん、一番大事なのは企業のファンダメンタルズ(営業キャッシュフローマージン、売上高、利益といった数字や資産、負債などの財務状況等)であることは今さら書く必要もないでしょう。

以上、本情報が皆さんの銘柄選びの参考となれば幸いです。

(投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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POSTED COMMENT

  1. ウィニングチケット より:

    こんにちは。

    MFGP!Σ( ̄□ ̄;)
    配当利回りがめちゃくちゃ高いですね。
    怪しいくらい高いですが、
    不良中年先輩のご所感は
    いかがでしょうか?

    • naobito より:

      ウィニングチケットさん
      この銘柄ですがSBI証券では過去の実績データが出ていませんでした。
      もう少々調べる必要がありそうです。

  2. ウィニングチケット より:

    なるほど、私も調べてみます(*^^*)(*^^*)

  3. ウィニングチケット より:

    むむっ、マネックス証券でも詳細財務データ表示されませんね!

    マイクロ・フォーカス・インターナショナル(Micro Focus International PLC)は、英国を拠点とするグローバルインフラストラクチャソフトウェア会社である。【事業内容】同社は、エンタープライズデブオプス、ハイブリッド情報技術(IT)管理、予測分析、並びにセキュリティ、リスク及びガバナンスの4つの分野にわたるソリューションを提供する。ソフトウェアソリューションは、企業を構築、運営、保護及び分析するためのツールを提供する。提供される製品及びソリューションには、分析及びビッグデータ、アプリケーション配信管理、アプリケーションの近代化及び接続、ビジネス継続性、コラボレーション、情報管理及びガバナンス、並びにIT運営管理サービスが含まれる。また、ソフトウェア・アズ・ア・サービス(SaaS)である「Micro Focus」及び政府機関向けの「Micro Focus」ソリューションも提供する。

    • naobito より:

      ウィニングチケットさん
      情報ありがとうございました。
      いずれにしても購入対象にはできませんね。

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