3月初旬の夜のこと、さて寝ようと右の頭を枕に頭をつけたところヒリヒリする。
「あれ、なんか変だなあ。」と思いながらも反対側の頭を枕につけ就寝。
その後3日間ヒリヒリ感は続き4日目の3月7日、突然右耳の穴周辺に激痛が。
たまらず耳鼻科へ。
一通り確認した医師は、「耳に異常はないよ。」
との診断で帰宅。
ただ翌日も痛みが全く引かず再び耳鼻科を受診したのですが、「再び異常なし。」の診断。
しかし痛いものは痛いので必死で訴えとりあえず痛み止めを処方してもらい帰宅。
そして3月9日の朝、鏡を見たら首に発疹が。
翌3月10日、今度は皮膚科を受診。
医師は発疹を確認し一言、「あ、これは帯状疱疹ですね。薬を処方しますから。」
帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気です。
体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い斑点と水ぶくれが多数集まって帯状に生じます。
症状の多くは上半身に現れ、顔面、特に目の周りにも現れることがあります。
通常、皮膚症状に先行して痛みが生じます。
(帯状疱疹予防.jp)
翌日から約1週間は特に耳穴周辺の痛みに耐えながらほぼ横になって過ごすことに。
そして3月17日、今度は首から頭にかけて今までにない強烈な痛みが。
あまりの痛みに立っていられず七転八倒。
その痛みはこれまでの人生で経験したことのない程の痛みで、例えるなら焼きゴテを押し付けられたくらいのものすごい痛み。
これが5分も延々と続く、それもほぼ2時間おきに。
まさに生き地獄。
たまらず再度皮膚科に駆け込んだのですが、「帯状疱疹自体はもう直っています。当院ではこの先は痛み止めを処方するくらいしかできません。ペインクリニックを紹介しますのでそちらを受診して下さい。」
とのことで痛み止めを増量。
しかしその後約2週間、焼きゴテの痛みに耐え続ける事に。
そして3月30日、ようやく痛みの回数が減り、痛みの程度も軽くなって来た。
ただこの病気は帯状疱疹後神経痛を発症することがあり、油断はできない。
帯状疱疹後神経痛とは、帯状疱疹の皮疹(水疱など)が消失し、帯状疱疹が治癒した後も続く痛みのことで、帯状疱疹の合併症としては最も頻度が高く、3ヵ月後で7~25%、6ヵ月後で5~13%の人が発症しているという報告もあります1)
(疼痛.jp)
ということで4月1日に予約していたペインクリニックを受診。
そこでの診断ですが、
「帯状疱疹は50歳以上の場合帯状疱疹後神経痛になる確率が高い。あなたの場合糖尿病もあることからその可能性は非常に高いと言える。これからも治療を継続する必要がある。」
ということで、首へのブロック注射と投薬治療を行うことになりました。
帯状疱疹は若い人の場合は過労やストレスが引き金となるとのことですが、自分の場合は関係なし。(確かジャニーズや雅子皇后さまは若い時発症したような。)
50代から70代に多く見られるということで、80歳までに3人に1が帯状疱疹になると言われており、加齢に伴い免疫力が落ちて発症するということで、こちらにあてはまったわけですが、それにしてもツライツライ1ヶ月でした。
ただまだ治癒したわけではなく、残念ながらこれから長い付き合いが始まります。
今さらですが病気になってみて痛感した健康の重要性。
昨年リタイアしてストレスレスの規則正しい生活を送っている自分が病気になるなんて考えもしなかった。
もちろん程度によりますが病気になってしまうとせっかくリタイアしてもやりたいことが全くできなくなってしまう。
この1ヶ月はブログだけはなんとか更新したもののガーデニング、ウォーキング、銘柄研究等は全くできず。
40代、50代の働き盛りの皆さんはどうしても仕事優先で不規則な生活になりがちかと思いますが、現役時代は大丈夫でも無理な生活がたたって後になって思わぬ病気をもたらすことがあります。
リタイア後の人生は思いの他長いわけで、出世は大事でしょうが第二の人生を謳歌するためにも仕事<健康の生活が何より大事。
どうか皆さんもそのことは頭の片隅に置いておいていただきたいと思います。
P.S.
今回の病気で病院に付き添う等、妻は心配し優しく接してくれました。本当に感謝感謝です(涙)。
(免疫力の維持にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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リタイヤして5年目ですが犬の死をきっかけに左耳がつまり耳鳴りが起こってからはや5ヶ月未だ完治していませんが同じように医者は原因不明と言われ漢方ぐらいしか出さないです。
CTやレントゲンのある大きな病院は選定医療費7700円がかかるのでとても行けず、今行ってる町医者からの紹介もありません。こちらから言い出すとすぐ怒る医者なので怒らす覚悟が必要です。
それに紹介状を書いてもらうと結局は2000円ぐらいかかり、それと診療費で4000円ぐらい取られます。
老人以外はすでに医療崩壊は起こっていると感じています。
とにかく免疫力が落ちているのは間違いなく普通なら日常生活の中で治る病気が後遺症としていつまでも治らないということが起きてしまい、どうしようかという感じです。
帯状疱疹は働いてるときに掛かりましたが働く忙しさの中でいつの間にか治っていた記憶があります。
辛そうですが、原因がわかっているので医者に行けば痛みは抑えられそうですね。後は日常生活の中で自分で痛みを出さない方法が見つかるといいですが。
にしださん
耳鳴りが続いているとのことで大変ですね。
帯状疱疹もそうですが、やはり加齢の伴う免疫力の低下が原因なのでしょうね。
当方も今回の件を機にいろいろと調べており、今後は規則正しい生活とともに免疫力が高まる食事をとろうと考えています。
こんばんは。
おぉ・・・。帯状疱疹が続いているとは、なんとも・・・。
退職すると最初のうちは平日に行けなかった所にあちこちと繰り出せるようになるかと思いきや、案外現役の時に無理していたり我慢しているのが祟って健康寿命って実はそんなにないものなんですよね。
高校を出てからずっと公務員として働いていた父も退職して晴れて自由の身!と思ったら一気に体を悪くしましたし。
そういう意味でも面白くてのめり込める仕事をしようとワーカホリックになってしまったのは必然かなと思います。
ちなみに、仕事とは全く関係なく最近は画像生成AIのstable diffusionをいじり倒していて、ノートPCでもいじれるように外付けGPU Boxを買ってNVIDIAのグラフィックカードを速度の出る端子に刺してぶん回して遊んでいます。
AIの縁の下の力持ちということでNVDAは下がっている株価をまた力強く回復するかもしれないですね。
ひろーさん
こんばんは。
「現役の時に無理していたり我慢しているのが祟って」ってそうかもしれません。
ストレスは相当なものでしたから。
画像生成AI等当方には???の世界ですが、知識のあるひろーさんから見るとNVIDIAの強み弱み、現在の株価の割安割高等よくわかるのでしょうね。
うらやましいです。
ワーカーホリック?ひろーさん。
お久しぶりです。
私、エンジニアのひろーさんに聞きたいことがあるんです。
チャットGPTがすごい話題ですよね。ちょっと前はメタバースだったのに。
このチャットGPTやメタバースは、この先人間とどんな風に関わっていくと思われますか?
多くの仕事がなくなるとも言われていますが、、、
よろしければお考えをお聞かせ願えますでしょうか。
ブログのご主人様が臥せっているというのに、常連がコメント欄で勝手に話を進めるの巻
そだおさん、お久しぶりです。
> このチャットGPTやメタバースは、この先人間とどんな風に関わっていくと思われますか?
多くの仕事がなくなるとも言われていますが、、
これ気になりますよね。実際のところ、自動化される箇所が増えて違う仕事が生まれるようになると思っています。
イメージとしては、歴史を鑑みると、
* 電話交換手は電話交換機に置き換えられたが、インターネットを支えるネットワークエンジニアの需要が生まれた
* タイプライターのタイピストはMS Officeに代替されたが、おフィルワークに一人一台のPCが割り当てられ、電子的な文書制作が広く行われるようになった
ちなみに、AIと言うとぼんやりしていますが「最適化を行うAI」はコンパイラー・リンカー(プログラミング言語を機械語に訳すときに効率化する)がすでに担っていて当時はAIと呼ばれていました。
最近ではNVIDIAのRTX 4000シリーズでは超解像度技術のDLSS2/3は部分的なAIと言えます。
実際のところ、AIを作る職業のAIエンジニア(深層学習エンジニア)の需要はめちゃくちゃ伸びますが、大手しかほぼできないものになりそうなのと、AIの手を借りて生産性を伸ばせるオフィスワーク(ホワイトカラー)はこれから大量に失業する時代となるかもしれません。
単純にホワイトカラーを目指せば良い時代ではないことは確かです。
ひろーさん、早速の返信ありがとうございます。
タイピストはPCに置き換わり、各自が電子的な文書制作を行うようになりましたが、今後は電子的な文書制作をPC自身が行うようになりホワイトカラーは仕事がなくなっていくといった感じでしょうか?
もっとも、そのためにAIエンジニアの需要は高まり、新しい仕事の需要が発生するかもしれない。
新しい仕事、何だろう?
昔語られていた、「ロボットが出てきたら人間は仕事しなくてもよくなる」が現実となっていくのですね。
「人間は仕事しなくてもよくなる」は、イコール「楽して生きていける」だと思っていたのにちょっと違うなぁ、、、
そだおさん
> タイピストはPCに置き換わり、各自が電子的な文書制作を行うようになりましたが、今後は電子的な文書制作をPC自身が行うようになりホワイトカラーは仕事がなくなっていくといった感じでしょうか?
ホワイトカラーはChatGPTとかの人間の自然言語に近い論理を高速でトライアンドエラーができる環境に慣れさせられるので強烈な淘汰圧がかかると思います。
> もっとも、そのためにAIエンジニアの需要は高まり、新しい仕事の需要が発生するかもしれない。
新しい仕事、何だろう?
実際のところ、今の仕事はソフトウェアエンジニアであっても基本的にアセンブラを書くことはほとんどなく「部分的なAI」のコンパイラーや実行効率の向上のための最適化ルーチンを使わないと仕事になりません。
日常の一風景になっていくんだと思います。
例えば、プレゼンのパワポのアウトラインだけ箇条書きにしたらそれっぽいスライドが作られる、みたいな感じです。
> 昔語られていた、「ロボットが出てきたら人間は仕事しなくてもよくなる」が現実となっていくのですね。
ロボットやより汎用なAIの動きに合わせて今よりも更に高速に判断を連続で迫られる働き方になっていくんだと思います。あれ?ワーカホリックとあんまり変わらないぞ???
う-む。とても難しくて当方には理解できませんが、歴史が示すとおりいずれにしても人間はより生産性の高い仕事をし続けないと低賃金に甘んじねばならないということなのでしょうね。
こんばんは
帯状疱疹ってとても激しい痛みを伴い、そして年齢を重ねると長引きがちになるのですね。
それはつらい。
せっかくのリタイア生活、早く治って好きなことやりたいですよね。
一日も早いご回復を願います。
大事なことは健康>仕事 そして家族とのよい関係.
投資と同じ、日ごろからの意識ですね。
そだおさん
心配いただきありがとうございます。
本当にツライツライ痛みでした。
そだおさんも仕事でのストレスを軽減し、免疫力を維持しくれぐれも帯状疱疹にかからぬよう。
健康、家族との関係、そして投資も日ごろからの意識が本当に大事ですね。
僕は元ソフトエンジニアなのですがひろーさんは凄い知識をお持ちなんですね。
ディープラーニングとかはちんぷんかんぷんです。
bing AI とかをいじっていてぜひ実現してほしいことがあってそれは今まで継承されなかったコードの把握をAIにやってもらいたいということです。
コードは言語よりAIにはわかりやすいはずです。
今までのエンジニア人生で一番つらいのはよくわからない大量で複雑なソフトのメンテナンス作業でした。
これは不毛な上不具合が解決できれば必要のない知識で誰もやりたがりません。
そこでAIに頑張ってもらってもうレガシー化してメンテナンスだけ必要なコードの把握をしてもらって不具合を入力するとこのあたりが怪しいと教えてくれるシステムをぜひAIで構築してほしいです。
これはコーディングが複雑化して人間の手に負えなくなっている現状、必ず必要になるシステムで画期的なことだと思っています。
まさに人がやるべき仕事ではないしできないです。
現役エンジニアの方にはぜひ期待しています。
> ロボットやより汎用なAIの動きに合わせて今よりも更に高速に判断を連続で迫られる働き方になっていくんだと思います。
厳しいコメントだなぁ、、、
気が滅入る、、、
> 歴史が示すとおりいずれにしても人間はより生産性の高い仕事をし続けないと低賃金に甘んじねばならないということなのでしょうね。
これまた気が滅入るコメント、、、
チャトGTPが普及する未来、
bing AI で調べてみました。(笑)
人間の代わりに単純なタスクを処理することができるが、複雑なタスクや創造的なタスクには対応できない。また、人間のように感情を持っていないため、人間の代わりに対人関係を築くことはできない。チャットGPTが普及することで、人間がより複雑なタスクや創造的なタスクに集中できるようになる可能性がある。
とのこと。
自動化できるところは機械に任せて、人間は複雑なタスクや創造的なタスクを担えと。
今後もスキルアップしなければいけないということですね。
正に、ひろーさんや正直者さんの書いているとおり。
でもにしださんが書かれているように、複雑なタスクや創造的なタスクを行いやすい環境を機械が作ってくれるというのはあるのでしょうね。
そだおさん
残念ながら将来的にはより複雑なタスクや創造的なタスクに対応できるようになるでしょうから、極論すればひろーさんのように作り手側に立つことがベストなのでしょうね。
ただ当方もそうでしたが、作り手側に立つことはできませんでしたがいつの時代もそれなりの仕事はあるわけで、それなりの給与をもらってそれなりの生活をし自分なりに楽しく生きることはできると思っています。そしてそれなりの給与の人間がより豊かな生活をするための重要なツール、それが株式への長期投資、という結論になろうかと。
作り手側に立つことはできなくても、いつの時代もそれなりの仕事はある。
それなりの給与をもらってそれなりの生活をし自分なりに楽しく生きることはできる。
そしてそれなりの給与の人間がより豊かな生活をするための重要なツール、それが株式への長期投資。
ひろーさんにはなれなくても、豊かな人生はこれからも送ることか出来る。
投資のスキルがあればなおよい。
という結論に達しました。
どんな投資法を選ぶかは人それぞれ、何が自分に合う投資法なのか?
それを探しているうちに人生は終わるかもしれないけど、そんな人生も悪くない。
退場させられることがなければ。
ありがとうございます。
ストレスが無いとのことですが僕はリタイヤしてから実は株による資産運用がかなりのストレスとなっています(というかなっているのにいろいろな体や心の異変から気付かされています)。
このようなストレスを1人で抱え込むのは大変です。
リタイヤしたからには個人事業主ですからこのような大変さはすべて自分で解決する必要はありますそれはわかっています。
というか周りに助けてくれる人は居ません。
でも、奥さんは居ませんが同居している親には資産額やどうやって収入を得ているか毎月換算の収益などは素直に話しています。
将来に渡っての資産運用の方針や老後のことなども話しています。
もちろんこのようなことは人に知られると何かと問題がおきるので一緒に住んでいる親だけで後は兄弟や親戚にも知らせていません。
話してみると専業主婦は大博打でそんな状態は慣れっこみたいで、何も言われませんでした。
稼げてるからいいみたいな感じです。
親も毎日家に居ますし、僕もそうです。
そういう感じで理解してくれるリアルな人がそばに居て話せるいるだけでもストレスはかなり減っていると思います。
また帯状疱疹が出てきたりしたら奥さんにすべて共有して奥さんも一緒にリタイヤしてしまう(無理かもしれませんが)とストレスという面ではかなり軽減されると思いました。
ただ、僕には夫婦という関係性や子供や家というものが良くわからないのでそんな甘いものではないかもしれません。
少し気になったので書き込んでみました。
私も親が居なくなればストレスは1人で抱えないといけないので色々と偉そうなことは言えないですが。
ブログのコメントで色々好き勝手に書いてしまい失礼しました。
世の中には優秀な方が多数いらっしゃいますね。
私も、趣味で知り合った方々はリアル社会ではトップクラスの優秀な方が多くとても刺激を受けています。
自分は自分、他人は他人。自己責任の人生の中で、同好の士との交流は得難い時間です。
今日も全国から同好の士で集まって会食です(笑)
これが楽しみです。今回もかなりの大物揃いなのでどんな面白いお話が出来るかとても楽しみにしています。
ウィニングチケットさん
ウィニングチケットさんさんは仕事に趣味に大変充実していますね。
それもこれも”常により高みを目指す”、ウィニングチケットさんの姿勢が人生において好循環を生んでいるのではないでしょうか。