配当

アムジェン(AMGN)が5.9%増配を発表

現地時間の12月9日、バイオ医薬品大手のアムジェン(AMGN)が配当金のお知らせをリリースしました。

アムジェン直近の増配率(発表日ベース)は以下のとおりとなっており、2022年までは二ケタ増配(四捨五入値)を続けてきましたが、直近2年は5%台の増配率となっています。

2019年 10.3%

2020年 10.0%

2021年 10.2%

2022年  9.8%

2023年  5.6%

2024年  5.8%

直近の業績ですが、11月4日に公表した2025年第3四半期決算は増収(+12%)増益(+1% -調整後1株利益)。

そして今期2025年の通期見通しですが、以下のとおり前回見通しの売上:350億ドル~360億ドル、調整後1株利益:20.20ドル~21.30ドルに対し、売上:358億ドル~366億ドル、調整後1株利益:20.60ドル~21.40ドルと売上、利益ともに上方修正しています。

ということで、前置きが長くなってしまいましたが、発表内容は以下のとおり。

アムジェン(AMGN)は本日、取締役会が2026年第1四半期の配当金として1株当たり2.52ドルを宣言したと発表しました。

配当金は、2026年2月13日の営業終了時点の株主全員に対し、2026年3月6日に支払われます。

これまでが1株当たり2.38ドルでしたから、ほぼ昨年並みの5.9%の増配ということで許容範囲と考えています。

これで14年連続の増配。

この銘柄の現在の注目点と言えばやはり開発中の肥満治療薬マリタイド。

その状況に関し、治療薬マリタイド(AMG 133)について慢性的な体重管理を目的とした第3相試験において、肥満または過体重の成人の登録を完了。

そして閉塞性睡眠時無呼吸症の成人を対象に第3相試験を開始。

また慢性的な体重管理を目的とした第2相臨床試験のパート2は、2型糖尿病の有無にかかわらず、肥満または過体重の成人を対象に実施中となっており、データ結果は2025年第4四半期を予定、さらに2型糖尿病治療薬としてのマリタイドを検討する第2相臨床試験は、肥満の有無にかかわらず、成人を対象に実施中であり、データ結果は2025年第4四半期を予定している。

とのことで引き続き長い目で期待したいと思います。

(肥満治療薬に過度な期待が集まっている銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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POSTED COMMENT

  1. メロリン より:

    製菓系の株をいくつか持ってる私はここも保有して肥満意識の高まりに対するポートフォリオの安定を考えようと思います

    • naobito より:

      メロリンさん
      おはようございます。
      素晴らしいリスク分散アィディアですね。

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