ネット通販最大手のアマゾンが現地時間の11月17日(火)、オンライン薬局の新サービス「アマゾン薬局」を米国で開始した、と発表しました。
ネットで処方薬の注文を受け付け宅配するサービスで、有料のプライム会員を対象に処方薬を無料で配送するとのこと。
アマゾンは2018年にオンライン薬局のピルパックを買収し薬局事業への本格参入を開始、サービスの提供にこぎつけました。
今回のアマゾン参入報道を受け、オンライン薬局を巡る需要の争奪戦がより厳しくなる、との思惑からドラッグストアチェーン大手のCVSとウォルグリーンの株価は以下のとおりそれぞれ9%前後の大暴落となりました。
しかし当方、今回の暴落に違和感を感じています。
もちろんオンライン薬局の競争が厳しくなることは間違いない。
但しある調査によれば、メールでのオーダーが処方薬売上全体に占める割合は20%未満にしか過ぎない。
そしてアマゾンが提供するサービスはあくまで処方薬を配送するサービスに過ぎない。
一方CVSやウォルグリーンでは薬剤師が常駐し、処方薬の処方を行う。
しかも両社は各店舗を医療専門家が配置されたヘルスケアの拠点にしようとしている。
ちなみにCVSはAetna社の買収により、保険から小売りまでのサービスの統合に向け順調に歩を進めている。
一方ウォルグリーンは診療所との連携を図るべくゆっくりとではあるが歩を進めている。
要は投資家は今回のニュースに過剰反応し過ぎではないか?
と考えています。
今回の暴落でウォルグリーンの配当利回りは4.7%に上昇、再び5%が視野に入って来ました。
ウォルグリーンと言えば、ダウ構成銘柄であると同時に堂々たる配当貴族銘柄。
連続増配年数は45年にも達しています。
また直近の8月末の第4四半期決算は調整後の1株利益で前年の1.43ドルに対して28%減少の1.02ドルとなりましたが、実はこのうち新型コロナの影響が0.46ドルも含まれていた。
つまりコロナがなければ前年並みの利益を十分計上できる実力はあった。
しかもフリーキャッシュフローから配当支払額を差し引いた残高には十分余裕があり、なんと自社株買いを実施していた。
ということで、5%を超えて来たら食指が動くかもしれません。
(45年増配を継続するも参入障壁が低い銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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こんばんは、お久しぶりです。
Amazonの薬の販売ってどうなんだ?というわたしの疑問に答えてくれてありがとうございます笑笑
現在、投資スタイルの変更で配当狙いはBTIに絞ってます(沖縄電力気になってますが笑)
‥で今記事と関わりもあるGDRX。買ってみたくなりました‥配当は出ないですが将来出してくれへんかなぁ‥
shinさん
お久しぶりです。お元気そうで何よりです。
沖縄電力ですか、利回りは4%近いみたいですね。
GDRXはあの広瀬隆雄さんがおススメしていましたよ。アマゾンとはビジネスモデルが違うと。
以下アマゾンに対する広瀬さんのコメントです。
「何度でも言います。アマゾンのオンライン薬局のビジネスは失敗します。ちょうどフェイスブックのリブラが失敗したように。」
おー、「じっちゃま」ですね。ちょっと嬉しいかもw
彼のYouTubeは以前たまに見てましたが今は見ないようにしてます。理由は1つ長いこと、2つ話を聞いてると買いたくなるから。特に2つ目はIPO銘柄の所有が増えそうで怖い
あ、沖縄電力とHTGCが買付候補でBTI1つだと少し物足りなくて‥AVGOは様子見してたら登って行っちゃいました笑
shinさん
そう、じっちゃま長い、というかゆったりしゃべる。
以前ある視聴者に「早送りするとちょうどいい!」と指摘されていて笑ってしまいました。