決算発表

ベスト バイ(BBY)の2026年第3四半期決算 実績〇 対市場予想〇 通期見通し〇 = 保有継続

現地時間の11月25日にパソコン、携帯電話、家電等の量販店大手のベスト バイ(BBY)が2026年第3四半期決算を発表しました。(尚ベスト バイの決算期は1月ですので今回は8月から10月までの期間となります。)

ベスト・バイ(Best Buy Co Inc)は、技術ソリューションのパーソナライゼーションとヒューマナイズに力を入れる会社である。

【事業内容】

国内と国際の2つのセグメントがある。

国内セグメントは、米国の全州、地区、地域における事業と「Best Buy Health」事業で構成される。

ブランドには、「Best Buy」、「Best Buy Ads」、「Best Buy Business」、「Best Buy Essentials」、「Best Buy Health」、「Geek Squad」、「Imagine That」、「Insignia」、「Lively」、「My Best Buy」、「My Best Buy Memberships」、「Pacific Kitchen and Home」、「TechLiquidators」、「Yardbird」がある。

ドメイン名には、bestbuy.com、lively.com、techliquidators.com、yardbird.comがある。

国際セグメントは、カナダにおける「Best Buy」、「Best Buy Express」、「Best Buy Mobile」、「Geek Squad」、「TechLiquidators」のブランド名の下の運営を行う。

ドメイン名には、bestbuy.caとtechliquidators.caがある。

製品カテゴリーには、コンピューティング、携帯電話、消費者用電子機器、家電、エンターテインメント、サービス等が含まれる。

(SBI証券より)

その概要は以下のとおり。

まず売上は、前年同期比2.4%の増収となりました。

うち既存店売上は2.7%増、また売上全体の92%を占めるメインの国内売上は2.1%の増収となっています。

国内の商品別売上では、ホームシアター、家電は減少したものの、ゲーム、コンピューター、携帯電話は増加。特に売上の約3分の1を占めるコンピューターとタブレットが新型コロナウイルス禍の時期に購入した機器の買い替え需要により堅調な伸びを示し、ゲームも今年初めの任天堂のスイッチ2の発売が後押しました。

次に利益ですが、売上総利益率は前年同期の23.6%に対し23.3%とやや悪化、また販売管理費はほぼ横ばいだったものの、ベスト・バイ・ヘルスに関連して、資産の減損費用を1億9,200万ドル計上したことにより、会計基準ベースの営業利益率は3.7%から2.0%に減少、また1株利益は1.26ドルに対し0.66ドルとほぼ半減していますが、減損費用計上を含む特殊要因を除いた調整後1株利益(NON-GAAPベース)は前年同期の1.26ドルに対し1.40ドルと11.1%増となっています。

またアナリスト予想との比較では以下のとおり売上、調整後1株利益ともに予想を上回っています。

最後に注目の今期通期見通しですが、年末商戦でノートパソコンやスマートフォン、家電の買い替えによる堅調な需要が見込まれるとし、以下のとおり売上、既存店売上、調整後1株利益をそれぞれ上方修正しています。

最近の動きですが、オンライン販売の品揃えを拡充するなど大手のeコマース・ライバルに対抗するため、8月に米国のマーケットプレイス(オンライン上のプラットフォーム)を展開。結果、国内オンライン売上は3.5%増と効果が出ています。

また米関税措置の影響を和らげるため、メーカーの見直しやコスト交渉、サプライチェーン(供給網)の多様化など、様々な戦略を実施しています。

尚、2026年度第3四半期において3.500万ドルの自社株買いをを実施、2026年度中に約3億ドルを自社株買いに充てる計画に変更はありません。

ということで、実績〇 対市場予想〇 通期見通し〇 = 保有継続です。

(トランプ関税の影響をもろに受ける銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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