3月に追加投資をしたばかりで次回の投資までまだ1ヶ月あるのですが、早くも購入銘柄の検討に入っています。
なにせこの作業が大好きなもので。
まず昨年後半以降の購入銘柄は以下のとおりとなっています。
御覧のとおり11月以降は日本銘柄のJT売却資金で同セクターのアルトリア(MO)の買い増しを実施した以外はすべてギリアド・サイエンシズ(GILD)の購入に充てている状況となっています。
で次回は何を買うか?
現時点でギリアドの総購入金額は約200万円となっており、ポートフォリオ全体に占める割合は4%弱の状況。
ということで、分散投資の観点で見ればそろそろ打ち止めていい。
しかし当方、この銘柄のさらなる買い増しを考えています。
その理由がこちら。
こちらは株式投資家なら一度は御覧になったことがあるとは思いますが、外国株式の景気サイクルとセクターとの関係を表した有名な円グラフ。
で、現在の米国経済の状況はどうかと言えば、計画を上回る新型コロナワクチン接種もあり、今年のGDP成長率は6%を超えるレベルとなることが予想されています。
しかし来年2022年は3%台と通常のレベルに戻ることが予想されている。
つまり先を見れば景気は弱くなる。
そしてご存じのとおり長期金利はこのところ急上昇しているとは言え、以前と比較すればまだ決して高くない状況。
となれば、昨年のようにハイテク株を買っていれば儲かった時期は終わっており、それよりもグラフの下、特に青色の通信株やヘルスケア株等にシフトすることが賢明。
であれば、ヘルスケア銘柄であるギリアド・サイエンシズをもう少し買い増ししても良いのでは?
と思い始めているところです。
と書くと、「いやいや、あなたは景気サイクルなどまったくお構いなしでこれまでずーーーと青色と黄色のセクターをひたすら購入、保有し続けているんじゃないの? だから株価上昇の恩恵にあずかれなかったのでは?」
という鋭いツッコミが入りそう。(脇汗)
まったくそのとおり。
ただ人間、特に投資家は自らの判断に関して
「何かもっともらしい裏付け(講釈とも言う)」
を欲しがるものなのです。
(セオリーのみを妄信しての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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こんにちは。
タメになる記事、ありがとうございます。
なおびとさんからすると、円グラフで今は何色の状態に該当するとお考えですか?
金利は少しずつ上がってきてますが、株価が上がる一方で景気が良いと言えるのかは何とも分からない感じですが…
あおばさん
こんばんは。
「セクター・ローテーションの観点から考えればこのところ強かった灰色や黄色のセクターが、今後景気鈍化、
金利上昇の鎮静化で青色の方向へとシフトする可能性があることを示唆しています。」
と広瀬隆雄氏は3/29時点で述べています。ご参考まで。
おはようございます。
コメントありがとうございます。
景気循環していく中で、現在プラスを維持しているのは、vti、sp500だけですね。
石油メジャーの株価も一時期上がっていましたが、最近低迷してきているのは景気循環もあるのかもしれないですね。