銘柄研究

方針は曲げず 結局IBMを購入しました

以前の記事で次回の購入銘柄について6月16日に上場予定のロイヤルティ・ファーマ(RPRX)に心がなびいている、と書きました。

<事業概要>

ロイヤルティ・ファーマ(Royalty Pharma plc)は、後期段階のバイオ医薬製品への投資を行う。

【事業内容】中小企業のバイオテクノロジー企業及びグローバルな製薬企業を通じて、学術機関、研究病院、非営利団体に投資する。

製薬投資ポートフォリオには、約45の市販製品及び4つの開発段階の製品候補への投資が含まれる。

ただ上場初日の終値は売り出し価格の28ドルに対して44.5ドルと59%も上昇。

そして現時点(6月23日)の株価は51.29ドルとさらに高値となっています。

この株価で予想配当利回りを計算すると1.2%というレベル。

ということで腹は決まりました。

はい、こちらが「次は何を買おうかリスト」から直近の配当利回りの高い順にソートした結果となります。

ここから現在のポートフォリオの大きいセクターであるエネルギーセクターのシェブロンとエクソン・モービル、たばこセクターのアルトリアとフィリップ・モリス、さらには通信銘柄のAT&Tを除外。

次に新型コロナウィルスの感染拡大で不良債権の増加が懸念され、配当金支払いへのプレッシャーがある銀行株のウェルズ・ファーゴ、そして本格的な景気回復がいまだ見えない中での景気循環株であるダウも除外。

その結果残った最上位が5.4%のIBM。

ということで、結局購入したのは先月同様IBMに落ち着きました。

そう、最終的に自身の方針、ルーティーンに従った銘柄選定をしたということ。

感情に任せた銘柄選定を排除したということ。

つまり、

「退屈な投資こそが王道。」

その道を行ったということ。

もちろん投資に正解などありません。

非常に魅力的なビジネスモデルの、異常に高い利益率を誇るロイヤルティ・ファーマがこの先も株価上昇を続け、ある意味クソ銘柄のIBMのリターンを凌駕する可能性がないとは言えない、というかむしろその可能性の方が高いのかもしれません。

クソ銘柄関連の記事はこちらになります。

”クソ株”IBMを手放さない理由のっけから”クソ”なんてお食事中の皆さんスミマセン。 ただIBMって冷静に見れば(いや、冷静に見なくても?)クソ株。 なぜっ...

ただ、インカムゲイン投資家として、本来のルーティーンに戻ることでなぜか居心地の良さを感じた中年投資家なのでした。

(増配を続けるもトータルリターンが異常に低い銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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POSTED COMMENT

  1. ひろー より:

    こんにちは。
    当方はMSFTやAMZNが上がるのであれば、当然クラウドセキュリティ関連は恩恵を受けるということで少しだけZscaler(ZS)を買ってみています。
    株式投資で成長株は短期的に需給がかなり揺れ動くので難しいんですが、こういう遊びの部分も投資には必要かなと。
    こういう遊びの部分で投資の幅を広げられたらと思いまして。

    出来高を伴った大幅上昇の後に以前よりも多い出来高が続く場合は少なくとも中期的にはその株価が正当化されます。
    って https://www.amazon.co.jp/dp/B00HFSEJ2K にもデータを交えて書かれていましたね。
    ZSのチャートはこちら https://www.tradingview.com/x/evFb9nQk/

    (当方は営業キャッシュフローマージンと同じくフリーキャッシュフローマージンの伸びも気にして投資している銘柄があります)

  2. Rsingball より:

    「方針は曲げず 結局IBMを購入しました」のタイトルを見て
    同好の士として、ホッとしました。

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