コラム

再び旧勤め先関係の飲み会に参加した理由

以前の記事で(と言っても覚えている方はほぼいないと思いますが)、久しぶりに定年まで勤務していた会社の人達との飲み会に参加して来たこと。

そして会ったことを後悔したこと。

後悔の理由として、窓際職でサラリーマン生活を終えた当方に対し、参加した自分以外の3名はすでに退職している人を含めいわゆる部長職以上であり、(相手は意識していないかもしれないが、)どうしても現役時代の身分を引きずってしまい、知らず知らずのうちに意識して気を使いながら会話している自分がいたこと。

身分の違いから会話もあまりかみ合わず結局居心地の悪さを感じ、ある意味現役時代と同じ「疎外感」を久しぶりに味わうこととなったこと。

を書きました。

そして「今後この手の会合には2度と参加しない。」と心に誓った。

はずでした。

しかしこの度ほぼ同じメンバーでの飲み会に参加して来ました。

当然「一体なぜ?」という疑問が湧こうかと思いますが、その理由はズバリ孤独対策。

リタイア後の生活において重要なこと、それは老後ひとりぼっちにならないこと。

独身者の場合、へたをすると最悪「今日も話をしたのはコンビニの店員だけだった。」などという状況になりかねない。

当方の場合家族がいるだけまだ恵まれているわけですが、いざリタイアして毎日が日曜日になってみると、家族以外のコミュニケーションがとても重要であることを実感しています。(それに家族(妻)との会話はもはやマンネリ化し必要以上のことは話さない状態ですし、、、(汗))

しかし当方の場合頻繁に会うような友人、知人は正直いない。

ただ老後になってから友人、知人を作ることは結構しんどい。

例えば町内で知人を作ろうと思っても、町内会を始め妙にマウントを取ろうとするじいさんが仕切っていることが多かったりする。(苦笑)

ということでリタイアから2年以上が経過し、町内会等のコミュニティにも積極的に参加しておらず正直に言えば孤独感を感じることが多くなって来た。

そんな中での飲み会のお誘い。

前回同様今回もお誘いいただいたわけで、少なくとも当方に対して悪い気持ちは持っていないはずであり、これはある意味大変ありがたい。

と素直に思い参加してきた次第です。

その会ですが、参加人数は当方を含め5人。

米国駐在時一緒だった方を始め4名は前回と同じメンバーでした。

そして2回目ということもありそれほど疎外感を味わうことなく、前回よりも気兼ねなく話ができそれなりに楽しむことができました。

と書いて、ふと思った。

でも実はこれって「より孤独感が増していた中での人との交流だったから。」

という側面があったのかもしれない。

と。

何はともあれ精神衛生上リタイア後の家族以外とのコミュニケーションは非常に大事ですので、特に友人・知人の少ない当方の場合今後もこのような会には積極的に参加しようと考えています。

(リタイア後の旧勤務先メンバーとの飲み会参加にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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POSTED COMMENT

  1. ひら より:

    いつもブログ拝見しています。
    意外な展開でビックリしました。

    私も4月で部署異動し、前部署の人と飲みに行きましたが、悪口(お前がやってた仕事30分かかってたけど、後任の人は10分でやってる等)ばかり言われ、このブログと同じ気持ちになってたところでした。

    あとはやっぱ社外のコミュニティって大事だなと思いました。

    • naobito より:

      ひらさん
      おはようございます。
      いつも読んでいただいているようでありがとうございます。
      そんなひどいことを言われたのですか、そのような方たちとは上手に距離を取ることをお勧めします。
      貴重な時間とお金を使って気分を害してもなんのメリットもありませんから。
      趣味を含め社外との付き合いをもっとしておくべきだった、と今になってとても後悔しています。
      ひらさんはどうか当方のようになりませんよう。

      • ひら より:

        残念ながら当方も窓際気味なので、同じ道を辿りそうです。40代なので新NISAを使ってインデックス投資と高配当株やってます。

  2. ウィニングチケット より:

    こんばんは!もちろん、前回記事も熟読組です。

    あらら、またまた行かれたんですね。
    どんな会話がくりひろげられたのか同じサラリーマンなので
    文中には記載がなくともほぼ察しがつきます(笑)

    年長者の正直者さんにアドバイスするなら、
    くだらない現役時代の役職縛りの飲み会など
    パスしてこのプログの皆さんと飲み会をすれば
    ストレスや疎外感などゼロどころか人生エンジョイ!

    全国に散ばる皆さんとちょっとした旅行がてら
    楽しく観光、グルメの旅へレッツゴー。

    関西の夜はお任せください(笑)

    • naobito より:

      ウィニングチケットさん
      おはようございます。
      「プログの皆さんと飲み会」、いいですねぇ~。
      関西ならウィニングチケットさん
      東京(?)ならそだおさん
      石川ならみずほさん
      伊豆方面に行った際にはひろーさんにご同行願う
      等々
      うーん、今から楽しみ(笑)

  3. そだお より:

    正直者さん、こんばんは

    私はインターネットのオンライン空間は精神が繋がる場所、リアル空間は実際に社会的に繋がる場所と思っています。
    (本当は精神に対応して肉体としたかったのですが間違って取られそうなので社会的にとしました(笑))
    なので、ネットの繋がりと現実の繋がりは分けて考え、ネットでは、あまりリアルを見せないようにしているのですが、
    正直者さんはリアルな現実でも投資の灯台として参考にさせてもらっているので、
    目標の年間配当金250万円達成の暁には、お礼を言いに新潟に伺わないといけないかな~と思っています。

    さて、孤独感は疎外感を凌駕するということが今回の記事でわかりました。
    時を同じくして知ったのが、長者番付1位となった伝説のファンドマネジャー清原達郎さんの、NHKのインタビュー記事。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240903/k10014569191000.html

    本の表紙と素晴らしすぎる実績で怖い人かと思っていましたが、とっても柔和な表情の方だったんですね。
    引退したら子ども食堂で勉強を教えることが夢だった。
    というのも意外でした。
    私もこういうのいいな~とちょっと思いました。

    • naobito より:

      そだおさん
      おはようございます。
      ネットの繋がりと現実の繋がりは分けて考える。大事なことです。
      そちらに伺うことはあきらめましたが(笑)、250万達成の暁には旅行がてら是非新潟にお越しください。
      歓待いたします。
      清原達郎さんは「自分の人生を振り返った時、大学生の時、家庭教師のアルバイトをしていた時が一番幸せだった。」
      と書かれていますが、何をしている時が一番幸せか、を念頭に置きながらこれからの人生を送りたい、と思いました。
      記事の紹介ありがとうとざいました。

  4. そだお より:

    正直者さん、

    私の所属するコミュニティは、狭いうえに嫉妬や偏見が強いので、身バレするとそだおは消えてしまうんですよ。

    ゆうこりんファンだなんて知られてしまったら、、、

    じゃなくて、年間配当250万円ももらってるなんて知られたら、、、
    (まだ達してないけど)

    でも私はこうやって250万円目指して銘柄研究している時が幸せです。
    この先、清原さんの思惑通りに日本企業が変化していけば、正直者さんやウィニングチケットさんの銘柄選択の手法をもってすれば、この目標はクリアーできるのではないかと思っています。

  5. ウィニングチケット より:

    おはようございます。

    平和に暮らすためにはそれぞれの環境での
    お気遣いがリアルでもネットでもいろいろと大変ですね。

    私は職場でも家庭でもネットでも率直にがモットー
    自分を偽らず無理をせず
    あけっぴろげ過ぎと家族からは嗜められる事も
    多々あります(苦笑)

    そだおさんのように
    慎重な発想、ご意見
    律する大切さ、とても参考になります。

    銘柄選びの件、もうあっという間に九月ですね。
    そう、四季報の最新号が出る月。全社の数字と見通しが変わる瞬間、、また楽しくもあっという間に時が過ぎていく日々が始まりそうです。

    • naobito より:

      ウィニングチケットさん
      おはようございます。
      率直にがモットーの姿勢はXからもよく伝わって来ます。
      人は遺伝というか持って生まれた性格というものもありますから、それぞれが居心地の良い状態でいること、が大事なのでしょうね。

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