配当

ギリアド・サイエンシズが増配発表 2.7%増でもこの銘柄の保有継続を決めた理由

バイオ医薬品銘柄のギリアド・サイエンシズ(GILD)が決算発表日と同日の現地時間2月2日に配当のお知らせをリリースしました。

リリースの内容は以下のとおり。

ギリアド・サイエンシズ社は本日、同社の取締役会が、2023年第1四半期から同社の四半期現金配当を2.7%増額することを決議したことを発表しました。

この増額により、普通株式1株当たりの四半期配当金は(これまでの0.73ドルから)0.75ドルとなります。

この配当金は、2023年3月15日の営業終了時点の登録株主に対して、2023年3月30日に支払われます。

ギリアド・サイエンシズと言えばすでに別記事でお知らせしたとおり、同日に発表した第4四半期決算は増収増益だったものの、通年では以下のとおり1株利益(潜在株式調整後)は前年を下回る結果に終わっています。

ということで増配率の方も2.7%と昨年の2.8%からさらに下がってしまった。

しかし当方、この銘柄の保有を継続することにしました。

その理由ですが、数字を落としたとは言え増配を継続したから。

むろんその増配率が以下のとおり右肩下がり状態であることは百も承知。

ただ、この銘柄はここ最近がん免疫治療薬を開発するフォーティセブン社やイミュノメディックス社の買収、そしてArcus Biosciences 社との次世代のがん免疫療法の共同開発と共同実用化を目指す10年間の提携や、Jounce Therapeutics 社と新規免疫療法プログラムに関する独占的ライセンス契約を締結するなど、将来の成長に向け矢継ぎ早に手を打っている。

そして実際HIV製品に続く柱として期待しているCell Therapy(細胞治療薬)とTrodelvy(乳がん治療薬)の売上はほぼ順調に伸びている。

インカムゲイン投資家としてこの銘柄を売却する時、

それは稼ぐ力が衰え、増配を止めた時。

その考えに変更はありません。

(もはや新型コロナ治療薬には頼れなくなっている銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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