12月11日にバイオ医薬品大手のアムジェン(AMGN)からの配当金を受領しました。
この銘柄の増配タイミングは次回3月支払い時、ということで今回も前回同様1株当たり2.13ドルの配当となっています。
直近の業績ですが10月31日にリリースされた2023年第3四半期決算は前年同期比で増収増益(利益は調整後1株利益で比較)、またアナリスト予想との比較では以下のとおり売上は若干下回ったものの調整後1株利益は予想を上回る結果となっています。
そして今期2023年の通期予想は、以下のとおり売上は前回予想の26.6億ドル~27.4億ドルから28.0億ドル~28.4億ドルへと上方修正、また調整後1株利益は17.80ドル~18.80ドルから18.20ドル~18.80ドルへと下限値を引き上げています。
この銘柄の現在の注目点と言えばやはり同業のホライズン・セラピューティクス(HZNP)への約278億ドルでの巨額買収でしょう。
現地時間の10月6日、買収完了のリリースをしたわけですが、2024年以降Non-GAAPベースの1株利益上乗せを見込んでいます。
そしてこの銘柄の魅力は何と言っても増配率。
過去4年の増配率(宣言日ベース)は以下のとおり10%前後という非常に高いレンジに張り付いています。
・2019年 10.3%
・2020年 10.0%
・2021年 10.2%
・2022年 9.8%
今回の買収によって新たに資金を借り入れたことで600億ドルを超える巨額有利子負債を抱えるこの銘柄が、果たしてこれまでと変わらず10%前後の増配率を維持できるのか?
間もなく発表されるであろう増配タイミングで配当のお知らせに注目せざるを得ません。
(巨額買収を完了して間もない銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
よろしければ応援クリックお願いします。
にほんブログ村