7月7日に家電等の量販店のベスト バイ(BBY)から配当を受領しました。
ベスト バイと言えばアメリカではお馴染みの企業であり、国内は全州に店舗がある一方、海外は中国は2011年にすべての店舗を閉鎖、またメキシコは2022年第1四半期にすべて閉鎖し現在はカナダのみとなっています。
この銘柄の増配タイミングでの配当支払は前回4月、今回も前回同様1株当たり0.92ドルの配当となっています。
直近の決算ですが、現地時間の5月25日に発表した2024年第1四半期決算(ベスト バイの決算期は1月。)は売上高が前年同期比で11%減、そして会計基準ベースの1株利益、調整後1株利益はともに前年同期を20%以上下回り厳しい決算となっています。
また今期通期予想については、以下のとおり前回予想を維持したものの、売上は既存店売上ベースで3.0%減から6.0%減、そして調整後1株利益は前期実績の7.08ドルに対して20%から8%減益の5.70ドルから6.50ドルとしています。
そんな状況下にもかかわらず当方、6月にIBMの大半を売却しこの銘柄の買い増しを行った。
その理由は配当利回りの高さ(配当維持)もありますが、トータルリターン(10年)が12.8と、市場平均であるVanguard S&P 500 ETFのトータルリターン(11.96)を上回っていたから。
むろん米国では6月の利上げは見送ったものの、年内に2回の利上げが想定されておりリセッション入りの可能性は非常に高い。
となれば米国市場メインで消費者向けテクノロジー製品およびサービスの提供を行うこの銘柄の場合、業績の悪化は避けられないことは百も承知。
ただ景気は必ず循環する。
そして現在まで21年連続増配を実施しているこの企業は耐える力、というか増配を継続する力がある。
と判断した。
ということで、保有継続はもちろんのこと暴落時には追加投資も考え始めているところです。
(景気後退の影響をもろに受ける銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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