1月12日に家電等の量販店のベスト バイ(BBY)から配当を受領しました。
ベスト バイと言えばアメリカではお馴染みの企業であり、国内は全州に店舗がある一方、海外は中国は2011年にすべての店舗を閉鎖、またメキシコは2022年第1四半期にすべて閉鎖し現在はカナダのみとなっています。
この銘柄の増配タイミングでの配当支払は4月、今回も前回同様1株当たり0.92ドルの配当となっています。
直近の決算ですが、現地時間の11月21日に発表した2024年第3四半期決算(ベスト バイの決算期は1月。)は売上高が前年同期比で8%減、そして調整後1株利益は7%減と第2四半期に続き厳しい決算となっています。
また今期通期予想については、以下のとおり前期比で既存店売上を含む売上、そして調整後1株利益ともに前回予想を引き下げています。
ということで厳しい見通しとなっているわけですが、事業柄今期が厳しい業績となることは百も承知。
特にブラックフライデーからクリスマスシーズンの第4四半期に利益が集中しているこの銘柄にとって、出だしが芳しくなかった上に米商務省が1月17日に発表した2023年12月の小売売上高(季節調整済み)で値下げの影響で電子機器・家電は0.3%減となった、という報道もあり先行きに暗雲が垂れ込めていることは確か。
ただ現在まで21年連続増配を実施しているこの企業は耐える力、というかたとえ増配率が落ちたとしても増配を継続する力がある、と考えています。
ということでまだまだ我慢の時が続きそうですが、売却するつもりはありません。
(景気後退の影響をもろに受ける銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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