4月12日に家電等の量販店のベスト バイ(BBY)から配当を受領しました。
ベスト バイと言えばアメリカではお馴染みの企業であり、国内は全州に店舗がある一方、海外は中国は2011年にすべての店舗を閉鎖、またメキシコは2022年第1四半期にすべて閉鎖し現在はカナダのみとなっています。
この銘柄の増配タイミングでの配当支払は今回4月、すでに2月29日に発表したとおりこれまでの1株当たり0.92ドルから2.2%増配の0.94ドルの配当となっています。
直近の決算ですが、現地時間の2月29日に発表した2024年第4四半期決算(ベスト バイの決算期は1月。)はアナリスト予想は上回ったものの前年同期比で減収(-1%)、減益(-5%:会計基準ベース)。
また通期の数字も以下のとおりとなっており、2%ちょっとの増配も致し方ないところ。
というか本来減配してもおかしくない状況にもかかわらず増配を実施したことでこの銘柄の株主還元に対する強い意志を見た。
そして今期通期予想は、以下のとおり売上は413億ドル~426億ドルのレンジ(既存店売上は前期比3.0%減~0.0%)、そして調整後1株利益は前期の6.37ドルに対し5.75ドル~6.20ドルと減益予想。
ということで前期に続き非常に厳しい見通しとなっているわけですが、そもそもゲーム関連、家電製品、ホームシアター、携帯電話、タブレット等を扱うこの銘柄は事業柄景気動向に大きく影響を受ける。
よって今期が厳しい業績となることは百も承知。
ただ現在まで22年連続増配を実施しているこの企業には耐える力、というかたとえ増配率が落ちたとしても増配を継続する力がある、と考えています。
ということでまだまだ我慢の時が続きそうですが、売却するつもりはありません。
(景気後退の影響をもろに受ける銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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