7月11日に家電等の量販店のベスト バイ(BBY)から配当を受領しました。
ベスト バイと言えばアメリカではお馴染みの企業であり、国内は全州に店舗がある一方、海外は中国は2011年にすべての店舗を閉鎖、またメキシコは2022年第1四半期にすべて閉鎖し現在はカナダのみとなっています。
この銘柄の増配タイミングでの配当支払は前回4月、ということで前回同様1株当たり0.95ドルの支払いとなっています。
直近の決算ですが、現地時間の5月29日に発表した2026年第1四半期決算(ベスト バイの決算期は1月。)は減収(-0.9%)、減益(-4%:調整後1株利益ベース)。
ただアナリスト予想との比較では以下のとおり売上は若干予想を下回ったものの、調整後1株利益は予想を上回る結果となっています。
そして今期通期予想ですが、以下のとおり前回見通しの売上:414億ドル~422億ドル、既存店売上:前期比0.0%~+2.0%、調整後1株利益:6.20ドル~6.60ドルに対し、売上:411億ドル~419億ドル、既存店売上:前期比-1.0%~+1.0%、調整後1株利益:6.15ドル~6.30ドルにそれぞれ下方修正しています。
以上、減収減益、また通期予想利益を下方修正したこの銘柄ですが保有を継続します。
その理由ですが、
・通期予想を引き下げたが、今回の数字は(前回織り込まなかった)関税の影響を織り込んだ(年内は現状水準で推移すると想定した)数字であり、アナリスト予想(6.13ドル)を上回ったこと。
尚、現在製品の約30~35%を中国から調達しており、これは昨年の55%から減少、米国とメキシコからの調達は約25%、残りの40%は韓国、インド、ベトナム、台湾などのその他の国から調達されているとのこと。
・厳しい経営環境が予想される中、2026年度第1四半期において、1億ドルの自社株買いをを実施し2026年度中に約3億ドルを自社株買いに充てる計画であること。つまり株主重視の姿勢に変化はないこと。
・実質ほぼ無借金状態であり、財務健全性は強固であること。
ということで22年連続増配中と増配を継続していることもあり、忍耐強く保有を継続するつもりです。
(トランプ関税発動の影響をもろに受ける銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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利益率が低いですね
日本企業みたいであまりアメリカらしさを感じない気がしました
メロリンさん
こんにちは。
ハイ、元々業種的に利益率は低いですが現在経済状況からさらに下がっています。