配当

IBMより配当受領 成長を忘れた銘柄の成長の可能性は?

12月13日にIBMからの配当を受領しました。

IBMの場合増配タイミングは6月支払い時、ということで今回も前回同様1株当たり1.64ドルとなっています。

この銘柄を初めて購入したのが2017年4月。

購入後、あのバフェットがアップル買い増しに伴い見放し(完全売却)、さらには日本のバフェット、バフェット太郎氏もこの銘柄を売却したにもかかわらず当方保有を続けています。

過去の増配率ですが、連続増配は途切れることはなくついに25年に到達し、配当貴族銘柄の仲間入りを果たしたものの、御覧のとおり直近では業績低迷、新型コロナの影響もあり、右肩下がり一直線の状況。

 

そして直近第3四半期決算は、と言えば、アナリスト予想との比較では調整後1株利益は予想と一致したものの、売上は予想に届かず。

せっかく第2四半期までは復活の気配が見られたのに、再びいつものIBMの姿に戻ってしまいました。

ただこの先については明るい兆しがあるような。

その理由は以前から書いているとおり、ITインフラの構築・運用を担う「グローバル・テクノロジー・サービス事業」の分社化(キンドリル誕生)によって、今やIBMは以前とは違う姿になっているから。

そう、クラウドとAIを中心とした企業に生まれ変わった。

そしてIBMはこの先については2024年にかけて売上は1桁台前半の伸びとなる予想を公表している。

また、分社化によって売上は25%以上、年間200億ドル減少するものの、コモディティ化したビジネスを手掛けるキンドリルの利益への貢献度は非常に低かったことから、利益については旧IBMとさほど変わらないと考えられる。

つまり新IBMはより利益率の高いビジネスを手掛け、多くのキャッシュを生み出す企業に変貌している。

となれば今後継続的な売上増加により、利益も増加するはず。

そして以前のように再び高い増配率を継続してくれるのではないか、と考えるのが妥当。

もちろんこの銘柄が過去長きに渡り投資家の期待を裏切り続けて来たオオカミ少年的銘柄であることは百も承知。

ただ今回の新IBMには期待したくなってしまう中年投資家なのでした。

(長きに渡り投資家の期待を裏切り続けて来た銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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