9月11日にIBMからの配当を受領しました。
IBMの場合増配タイミングは前回6月支払い時、ということで今回も前回同様1株当たり1.67ドルの配当となっています。
直近の業績ですが、7月24日に発表した2024年第2四半期決算は、前年同月比で増収(+1.9%)、増益(+11.5% ー 調整後1株利益ベース)
そしてアナリスト予想との比較では、以下のとおり売上、調整後1株利益ともに予想を上回っています。
また今期2024年の通期予想は、売上成長率(為替の影響を除く)は引き続き1桁台半ばとしたものの、フリー・キャッシュ・フローは約120億ドルから120億ドル以上と前回予想を引き上げています。
今年の1セント増配で2021年以降連続で四半期ベースで1セント(0.6%)増配を継続したこの銘柄。
IBMと言えば買収。
現CEOのアービンド・クリシュナ(Arvind Krishna)が2020年4月にCEOに就任して以降、40社以上を買収している。
ここ最近でも今年の4月には米ソフトウェア会社ハシコープ(HashiCorp, Inc.)を1株当たり現金35ドル、総額64億ドルで買収する意向であることを発表。
さらに5月には日本市場におけるAmazon Web Services(AWS)事業の拡大を狙い、初めての日本企業買収となる、AWSの環境構築などを手掛ける日本企業スカイアーチネットワークスを買収する最終契約を締結したと発表しています。
つまり株主還元よりも成長を重視した政策へと完全に移行したわけですが、方向性は決して間違っていないと思いますので、増配を続ける限り保有を継続します。
(将来の成長にフル舵を切っている銘柄への増配目当ての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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