インカムゲイン投資家の何よりの楽しみの一つが持株の増配発表。
特に前年よりも増配率がアップした時のうれしさ、と言ったらありません。
まさに至福の時と言っていいでしょう。
しかし今年の場合、新型コロナウィルスの影響による経済活動の停滞により楽しみというよりはドキドキの発表待ち、という状況が続いています。
ということで、4月までの状況をまとめたのが以下の表となります。
この表の中の銘柄のうち、配当の決定に際し新型コロナウィルスの影響が考慮されたのは宣言日が4月以降の銘柄、と考えています。
と考えるとそんな厳しき状況の中でも前年の2019年よりも増配率を上げたジョンソン&ジョンソンとプロクター&ギャンブルはやはりその連続増配年数といい、さすが、と言わざるを得ません。
また、安定感と言えば公益事業銘柄ということで、前年並みの増配率を発表したサザンもその存在感を示したと言えるでしょう。
一方、原油先物価格がマイナスとなるなど歴史的な下落相場となっているエネルギー銘柄ですが、明暗がはっきりと分かれました。
4月29日に配当のお知らせを発表したエクソン・モービルは減配はせず。
一方翌日に発表したロイヤル・ダッチ・シェルはなんと66%もの大減配となってしまいました。
第2次世界大戦以降一度も減配していなかっただけに、その減配の大きさといいこの決定に衝撃を受けた方も多いのではないでしょうか。
もちろん当方とて同様。(涙)
まさか持株増配実績表のタイトルに(減)の文字を追加することになるとは夢にも思いませんでした。
ただ当方、この表の作成を止めるつもりはありません。
自身の投資記録として、またある意味自身への戒めとして今後も続けて行きたいと考えています。
(上記表を参考にしての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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