配当

持株の増(減)配実績をまとめました(2020年10月末時点)

インカムゲイン投資家の何よりの楽しみの一つが持株の増配発表。

特に前年よりも増配率がアップした時のうれしさ、と言ったらありません。

まさに至福の時と言っていいでしょう。

しかし今年の場合、新型コロナウィルス流行の影響による長きに渡る経済活動の停滞により4月には配当のよりどころだったロイヤル・ダッチシェルが66%もの大減配を発表するなど、楽しみと言うよりはドキドキの発表待ち、という状況が続いています。

ということで、10月までの増(減)配状況をまとめたのが以下の表となります。

この表の中の銘柄のうち、配当の決定に際し新型コロナウィルスの影響が考慮されたのは宣言日が4月以降の銘柄、と考えています。

と考えるとそんな厳しき状況の中でも前年の2019年よりも増配率を上げたジョンソン&ジョンソンとプロクター&ギャンブル、そして10%を超える増配率を継続したモンデリーズ・インターナショナルはさすが、と言わざるを得ません。

また、安定感と言えば公益事業銘柄ということで、前年並みの増配率を発表したサザンもその存在感を示したと言えるでしょう。

一方、3月には原油先物価格がマイナスとなるなど歴史的な下落相場となっているエネルギー銘柄ですが、明暗がはっきりと分かれました。

エクソン・モービルは10月28日発表の12月支払い分の配当も減配はせず。

結局2020年は連続増配こそ止まったものの、減配ナシの年となりました。

一方前述のとおりロイヤル・ダッチ・シェルは66%もの大減配となってしまいました。

そして前月10月ですが、なんとアッヴィがほぼ前年並みの10.2%もの増配を発表してくれました。

アッヴィの第3四半期決算 増収増益、通期予想引き上げより喜んだこと、それはもちろん10.2%増配の発表研究開発型バイオ医薬品企業のアッヴィ(ABBV)が現地時間の10月30日に第3四半期決算を発表しました。 アッヴィと言ってもいまだ...

今回の増配率は新柄コロナ大流行下にあって、さらにアラガンの買収を完了したばかり、という状況を考えた時非常に価値あるものと考えているとともに、まさに投資家みよりに尽きるとも言えます。

2020年はコロナに始まりコロナで終わりそうな年。

ある意味2008年のリーマンショック以来の、いやそれをはるかに超える厳しい年。

そんな中にあってもこれまで減配した銘柄はロイヤル・ダッチシェル1銘柄のみ。

もちろん今後も減配を発表する銘柄が出るかもしれません。

ただ当方、何があってもこの表の作成を止めるつもりはありません。

どんな結果が出ようと自身の備忘録として、またある意味自分への戒めとして今後も続けて行きたいと考えています。

(上記データを参考にしての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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