配当

アルトリアが4.1%増配を発表 過去55年間で59回の増配実施

現地時間の8月22日、たばこ銘柄のアルトリア(MO)が増配タイミングでの配当のお知らせをリリースしました。

直近の業績ですが第2四半期決算は前年同期比で減収(-4.6%)、調整後1株利益は前年同期の1.31ドルと同額となっています。

また、今期2024年通期利益予想ですが、調整後1株利益で前回予想の5.05ドルから5.17ドルを5.07ドルから5.15ドルへと下限値を引き上げ、上限値を引き下げています。

この銘柄の場合配当については、2023年の投資家説明会(インベスター デイ)において、

2028年まで1株当たり配当金の年間1桁台半ばの成長を目標とする。

旨公表しているわけで、昨年は4.3%増配を実施、業績から考えて昨年並みの増配が妥当か?

との予測を胸に早速リリース内容を確認。

アルトリア・グループは本日、取締役会が四半期配当を以前の一株当たり0.98ドルから4.1%増配の1.02ドルに引き上げることを決定したと発表しました。

四半期配当金は、2024年9月16日現在の株主名簿上の株主に対し、2024年10月10日に支払われます。

権利落ち日は2024年9月16日です。

昨年より若干増配率を落としたとは言え4%はキープ。ぎりぎり合格点と考えています。

尚、今回の増配率を加味した過去の増配率(年ベース)の推移は以下のとおり。

御覧のとおり直近5年間は以前に比べ増配率が大幅に落ちていることは百も承知。

但し、以下今回のリリース文章の最後の部分を決して見逃してはならない。

尚、今回の増配は、過去55年間で59回目の増配となります。

そう、この銘柄はブラックマンデーやリーマンショック等の株価暴落期間を含む過去55年間でその年数を上回る59回の増配を実施してきた。

インカムゲイン投資家にとってこれ以上の安心感が他にあるでしょうか。

(健康被害が草取り中のやぶ蚊のように絶えずまとわりつく銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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