現地時間の12月7日、半導体大手のブロードコムが第4四半期決算発表と合わせ、次回12月末支払いの配当のリリースを行いました。
ブロードコムと言えば高い増配率。
直近の増配率の推移は以下のとおり見事としか言いようがありません。
・2019年 22.6%
・2020年 10.8%
・2021年 13.9%
・2022年 12.2%
そして同日に発表された第4四半期決算も以下のとおり前年同期比で増収・増益。
通期では調整後1株利益が12%増と好調を維持。
さらに調整後 EBITDA利益率65%という記録を達成し、176億ドルのフリー キャッシュ フロー (売上高の49%) を生み出しました。
EBITDAとは
EBITDAとはEarnings Before Interest Taxes Depreciation and Amortizationの略で、税引前利益に支払利息、減価償却費を加えて算出される利益を指します。
国によって金利水準、税率、減価償却方法などが違うため、国際的企業の収益力は一概に比較することはできません。
その点、EBITDAはその違いを最小限に抑えて利益の額を表すことを目的としていますから、国際的な企業、あるいは設備投資が多く減価償却負担の高い企業などの収益力を比較・分析する際にしばしば用いられます。
(SMBC日興証券)
となれば今回も二ケタ増配は堅いのでは?
と前置きが長くなりましたが、今回の内容ですが、
・四半期ベースで前回までの1株当たり4.60ドルに対して、5.25ドルと14%の増配を行う。
というもの。
なんとなんと前年を超える増配を発表してくれました。
ということでこれぞインカムゲイン投資家みよりに尽きる瞬間。
さらに来期は通期売上はVMware(ヴイエムウェア)の買収が寄与し前期比40%増の約500億ドル。
そして調整後EBITDAは予想売上の約60%の300億ドルに達すると見込んでいます。
となれば来期も二ケタ増配が十分期待できそうです。
(大型買収を完了したばかりの銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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