3月11日にヘルスケア大手のジョンソン エンド ジョンソン(JNJ)から配当金を受領しました。
ジョンソン&ジョンソンの増配タイミングは毎年6月の支払い時、ということで今回も前回同様1株当たり0.95ドルとなっています。
過去の増配率(※支払日ベース)は以下のとおりとなっており、直近では少々増配率を落としているとはいえ十分な水準と抜群の安定感。
また56年連続増配というのも大きな魅力です。
この銘柄を初めて購入したのは2008年、その後2011年に買い増しし現在に至ります。
これまでの配当金の積み上がり状況は以下のとおりとなっており、総投資額83万円に対する総配当受領額は39.4万円、投資回収率は47%にまで達しています。
これぞまさに優良配当銘柄への長期投資の威力、と言えるでしょう。
しかし、この優良銘柄が2012年にあのバフェットに見限られていた、という事実を知る人は意外に少ないのではないでしょうか。
さらに最近でこそあまり話題になっていませんが、医療用麻薬のオピオイドや統合失調症治療薬のリスパダール、さらにはベビーパウダーのアスベスト混入による発がん性問題等で恐ろしい数の賠償金訴訟を抱えています。
また、その賠償額は総額で数兆円に達する可能性があるとも伝えられています。
しかし、現時点でこの銘柄に見切りをつけるつもりはありません。
もちろんその理由は、上記の配当に関する素晴らしい数字とさらにその元となる稼ぐ力(営業キャッシュフローマージン)の安定感。
この数字が現在のレベルを維持している限り、売却する理由は見つかりません。
(投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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