配当

アルトリアより配当受領 株価低迷でも迷いなくホールドする理由

1月12日にたばこ銘柄のアルトリア(MO)からの配当金が入金しました。

アルトリアの増配タイミングは前回10月支払い時ということで、今回も前回同様1株当たり0.86ドルとなっています。

この銘柄を初めて購入したのが2008年、その後2011年、12年、さらには2018年には3度の買い増しと数多く買い増しを実施してきていますが、今回の配当分を含む過去の積み上がりは以下のとおりとなっており、総投資額363万円に対する総配当受領額は233万円。

現時点の投資回収率は64%にまで達しています。

そのアルトリアですが、10月30日に発表した第3四半期決算の会計基準ベースでの1株利益はマイナス0.51ドルの赤字に転落。

もちろんその理由は26億ドルもの電子たばこ大手、ジュールの再々々、つまり3回目の減損。

ただこの減損をはじめとする特殊要因を除いた調整後1株利益は1.19ドルと前年同期と同額をキープ。

売上、利益ともに市場予想(S&P Capital IQコンセンサス)を上回りました。

さらに2020年通期予想の調整後1株利益は4.30ドルから4.38ドルと前期実績の4.21ドルに対して+2%から+4%のレンジとしています。

コロナ下にあって、しかも健康被害をもたらす製品を販売していることを考えれば大健闘と言えるのではないでしょうか。

しかしここ最近の株価(青色)は以下のとおり低迷中、

市場平均(ダウ平均-赤色)に対して大きく後れを取っている状況。

しかし当方あまり心配していません。

もちろんその理由は上述のとおり業績は堅調だから。

そして現地時間の12月7日、米国食品医薬品局(FDA)が次世代のたばこ加熱システムデバイスであるIQOS 3の商品化を承認したことを発表した。

(IQOS 3は、より長いバッテリー寿命、より速い再充電時間等、現在米国の一部の市場で販売されているIQOS 2.4に改良を加えた商品。)

現行のIQOS 2.4は現在、ジョージア州アトランタ、バージニア州リッチモンド、ノースカロライナ州シャーロットという一部地域で販売されているわけですが、IQOS 3は準備が整い次第米国の成人喫煙者に迅速に販売し始める予定となっている。

今後現在主力の紙巻きたばこの売上がゆっくりと減少していく間に、それに代わる形でより健康被害の少ないFDA(米食品医薬品局)お墨付きの加熱式たばこの売上が増加していくはず。

そして新型コロナウィルス流行の収束に伴い売上全体としてはゆるやかに増加していくのではないか?

そんな風に楽観視しているところです。

(健康被害から逃れられない銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

よろしければ応援クリックお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です