配当

アルトリアから配当受領 更なる逆風もこの銘柄をホールドする理由

5月6日にたばこ銘柄のアルトリア(MO)からの配当金が入金しました。

アルトリアの増配タイミングは10月支払い時ということで、今回も前回同様1株当たり0.86ドルとなっています。

この銘柄を初めて購入したのが2008年、その後2011年、12年、18年、さらには今年2021年にはJT売却資金での買い増しと4度の買い増しと数多く買い増しを実施してきていますが、今回の配当分を含む過去の積み上がりは以下のとおりとなっており、総投資額402万円に対する総配当受領額は243万円。

現時点の投資回収率は60%にまで達しています。

そのアルトリアですが、4月29日に発表した2021年第1四半期決算はアナリスト予想に対して、以下のとおり売上こそ予想を下回ったものの利益では予想を上回る結果となっています。

また2021年通期予想の調整後1株利益は4.49ドルから4.62ドルと前回予想を維持したものの前期比では3%増~6%増を見込んでいます。

そしてこれまでと変わらず、配当政策である調整後1株利益の80%の配当性向を今回もしっかりと明示、更に今回2022年6月までの予定で20億ドルの自社株買い戻しプログラムの下で、約17億ドルの自己株買いを実施する予定となっています。

まさにインカムゲイン投資家の拠り所となる銘柄と言えましょう。

しかし、現在アルトリアは強烈な逆風にさらされています。

それが4月19日に米政府がたばこのニコチン含有量を減らすための規則強化を検討していると報道されたこと。

そればかりか、追い打ちをかけるように米食品医薬品局(FDA)が、メンソールなど風味付きたばこを禁止する方針を発表し、バイデン政権が近く方針を表明するとの報道もありました。

ただ当方この銘柄をこれまでどおり保有し続けるつもりです。

たばこ銘柄への逆風は今に始まったことではありません。

今回のような報道がなされるたびに、「たばこ銘柄はもうおしまいだ。」と言われ続けて来た。

しかし今日に至るまでしぶとく生き延びている。

しかもしっかりと増配を継続しながら。

ということで、今回の逆風もきっと乗り切ってくれるに違いない、と考えているのですが楽観的過ぎるでしょうか?

(健康被害と一覧托生の銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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