4月12日にフィリップ・モリス(PM)から配当金を受領しました。
この銘柄の増配タイミングは10月支払い時、ということで今回も前回と同額の1株当たり1.20ドルの支払いとなっています。
この銘柄を保有している方ならご存じのとおり、フィリップモリスの場合は、米国銘柄ではあるものの、”80/20 company”に該当するために配当金の大部分について外国税の源泉を免除されている銘柄となっています。
具体的には、80/20 company”というのは、ある特定の期間において総収入の80%(以上)が米国外の事業活動から発生している企業のことであり、フィリップモリスはその収入のほとんどを米国外の活動から得ており、”80/20 company”に該当しています。
その結果、配当の大部分が源泉税を免除されるのです。
具体的には2021年の場合、国外の事業活動の割合が95%であり、課税される部分は全体の5%にしか過ぎません。
つまり配当総額に対する税率は、5%×源泉税率の10%=たった0.5%ということになります。
(ちなみに2020年は5%ではなく3%でした。毎年この数字が変わることは頭に入れておく必要があります。)
但し注意しなければならないのは、SBI証券の場合、昨年、そして今年の1月の入金はいずれも通常税率である10%が源泉されて入金されていたこと。
そしてその後、現地米国側で0.3%ないし0.5%との差額分の還付がなされた後、還付分が口座に入金された。
ということで前置きが長くなりましたが、今回の配当について入金額と外国株式等・配当金等のご案内(兼)支払通知書を確認したところ、
なんとなんと今回はちゃんと0.5%の税率分が源泉されているではありませんか。
やればできるじゃん、SBI証券。
SBI証券でこの銘柄を購入された方、今回は安心して下さい。
P.S.
尚、向学のため楽天証券等、SBI証券さん以外でこの銘柄を購入されている方で、10%で源泉された方がいらっしゃったら参考までにご一報いただけれるとありがたいです。
(配当金の大部分について外国税の源泉を免除されている銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
よろしければ応援クリックお願いします。
にほんブログ村
配当の表示がふたつにわかれてます。小生10株だけ保有。1.14の配当単価に対して9.11$の受渡金額、0.06の単価に対して0.46$の受渡金額です。遅れましたがマネックス証券です。マネックス証券源泉しすぎでは? なおひと様
助けてください
投資カウンセラーさん
コメントありがとうございます。
合計12.0ドルの配当に対して手取りが合計9.57ドルということであれば、外国税の源泉分は0.5%です。
(外国税源泉後、さらに国内税金が約2割源泉されています。)
ということでマネックス証券さんも正しく源泉されていますね。心配なさらずに。
情報ありがとうございました。
DMMですが0.5%源泉でした。
ちなみにPMの保有はコロナショック後からなので配当を貰うのは3回目ですが、前回・前々回はいずれも2回に分けて入金されていたのでSBIと状況は同じかと思います。
R.Packerさん
コメントありがとうございます。
おー、DMMさんも今回はきちんと0.5%だったのですね。
これでSBI、マネックス、DMMと同じ。
ということは、どうやら証券会社によって差はないということのようですね。