配当

ペプシコが配当のお知らせをリリース 当たり前=安心 を痛感した理由

7月15日にペプシコ(PEP)が配当金のお知らせをリリースしました。

ペプシコの場合、7月支払い時が増配タイミングとなっており、1株当たり0.955ドルから1.0225ドルへと7%の増配を実施したのは記憶に新しいところ。

そして今回の発表内容ですが、9月4日時点の株主に対し9月30日に1株当たり1.0225ドルを支払うというもの。

ペプシコはすでに2019年度の決算発表時、6月以降年間で4.09ドル(つまり四半期ベースで1.0225ドル)を支払う、とリリースしているわけで、今回の発表内容もそれに従ったものでありある意味当たり前の何のサプライズもない内容。

ただ新型コロナウィルスの流行が終息を見せない中、多くの企業が減配し通期予想を撤回している。

そんな中にあって以前の約束を守ってくれている。

これ程の安心感があるでしょうか。

この銘柄を初めて購入したのが2009年ですが、今回の配当分を含む過去の積み上がりは以下のとおりであり、現時点での配当受領総額は約40.8万円、総投資額90.6万円に対して投資回収率は45%まで来ています。

また現地時間の7月13日に発表した第2四半期決算は、前年同期比では減収減益となったものの、売上、利益ともに以下のとおり市場予想を上回っています。

・売上高:159.5億ドル(市場予想:153.9億ドル)

・調整後1株利益:1.32ドル(市場予想:1.25ドル)

さらに今回のリリース文章にもありますが、

この銘柄は、

・1965年以降四半期配当を支払い続けている。

・48年連続増配を続けている。

そして第1四半期に引き続き第2四半期決算のリリース資料の通期見通しの所に記載されていた以下の内容。

ただし、当社は引き続き次のことを期待しています。

株主への総キャッシュリターンは約75億ドル。内訳は55億ドルの配当と20億ドルの自社株買い。

これらを目にした時、その安心感はゆるぎないものと思わざるを得ないのですが、楽観的過ぎるでしょうか?

(連続増配を続けるも営業キャッシュフローマージンでライバルに大きく見劣りする銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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