6月9日に電力銘柄サザン(SO)より配当を受領しました。
サザンの増配タイミングは今回6月支払い時ということで、すでに発表されたとおり前回の1株当たり0.62ドルから0.64ドルと3.2%の増配となっています。
サザンは2018年に初めて購入した銘柄ですが、過去の業績の推移は以下のとおりとなっています。
まずは売上高。
買収効果もあり2018年までは順調に右肩上がり。
続いては営業キャッシュフローマージン。
2016年こそ落ち込みましたが、その後は問題ないレベルで推移しています。
最後に過去の増配率(※支払日ベース)。
判で押したような安定感、これぞ配当政策のたまものと言えるでしょう。
この銘柄は1度買い増しをしていますが、持株全体に占める割合は約3%にしかすぎません。
以前にも書きましたが、この銘柄をAT&Tやシェブロン、アルトリアのように多く保有するつもりはありません。
その理由ですが、やはり原子力発電の存在。
現在サザンの事業の中で原子力の占める割合は16%、しかもその割合は年々上昇している状況。
地震多発地域の日本と米国では状況がまるで違う、とは言うものの、いざ問題が発生した場合その災害の影響の大きさはやはり無視できません。
特に当方の場合、現在稼働していないとは言え、居住地が東京電力柏崎事業所からそれほど離れていない、ということもありこの問題には非常に敏感になっています。
そもそも株式投資はあくまでビジネスとして価値を増大していけるか否かを第一に考えれば良いのであって、感情論は排除すべき、という意見は十分理解できます。
その意味では健康被害と常に隣り合わせのアルトリアやフィリップモリス等のたばこ銘柄とて程度の差こそあれ災害という意味では同様の問題を抱えているわけでして、、、
しかしどうしても気になってしまう。
これはもう気持ちの問題、というか気持ちが勝ってしまっているのです。
ということで、
この銘柄に関しては同セクターのドミニオン・エナジー(D)と合わせてマックスでも全体の5%までの購入。
という立ち位置に変更はありません。
(投資にあたってはあくまで自己責任でお願いいたします。)
よろしければ応援クリックお願いします。
にほんブログ村