12月12日にエネルギー銘柄のエクソン・モービル(XOM)からの配当を受領しました。
すでに現地時間の10月27日にリリースされたとおり前回の1株当たり0.91ドルから4.4%増の0.95ドルとなっています。
そのエクソン モービル(XOM)ですが12月6日、来年前半のパイオニア・ナチュラル・リソーシズ(PXD)の買収完了後から2025年まで、自社株買いを2023年の175億ドルから年間200億ドルに引き上げると発表。
そして石油換算生産量は2024年の380万バレル/日から2027年には420万バレル/日に増加する見込み。
また、2027年末までに60億ドルの構造的コスト削減を目標としていることも合わせて発表されました。
当たり前の話ですが、この銘柄の業績は原油・ガス価格に左右される。
ここ最近の原油価格は米国や中国などの景気懸念から70ドル台へと弱含んでいます。
また来年2024年の原油価格は、産油国の協調減産が継続するとの前提で、国際価格は1バレル90ドル前後で推移するとの見方が多いという情報もありますが、こればかりはふたを開けてみなければわかりません。
ただ当方、当面はこの銘柄をホールドするつもりです。
その理由は今回の増配にある。
ちなみに原油・ガス価格上昇で業績絶好調の昨年の増配率は3.4%。
それがより業績が落ちているのに昨年を上回る増配を発表した。
とここで思い出されるのが新型コロナ感染拡大下での配当。
この銘柄は原油価格暴落により巨額の赤字に転落した2020年、配当を維持、決して減配はしなかった。
一方巨額の利益を計上しても決して大幅な増配を実施しない。
つまり過去はともかくこの銘柄の現在の配当政策は”何より安定配当”、ということ。
その結果41年連続増配を達成。
ちなみに当方の場合購入金額ベースでの配当利回りは約7%。
増配を続けてくれるだけで十分、としなければバチが当たるかもしれません。
(原油相場を無視した投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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