バイオ医薬品銘柄のギリアド・サイエンシズ(GILD)が現地時間の2月1日に第4四半期決算を発表しました。
前回の第3四半期決算では売上、調整後1株利益ともにアナリスト予想を上回ったこの銘柄、果たして今回は?
概要は以下のとおり。
売上は前年同期比で2%の減収。
製品別の売上は以下のとおり。
主力のHIV製品(エイズ治療薬)は前年同期比で増加したものの、コロナ治療薬のVeklury(レムデシビル)の減少によって合計で減収となっている状況が見て取れます。
そして利益の方ですが、特殊要因を除いた調整後1株利益が0.69ドルとグラクソスミスクライン、ファイザーそして塩野義製薬が運営するHIV/エイズ治療薬に特化する製薬会社ヴィーブヘルスケアに対する12億5000万ドルの訴訟の和解費用の計上が大きく響き、1株利益、調整後1株利益ともに大幅な減益となっています。
また以下のとおり売上はアナリスト予想を上回ったものの、調整後1株利益は大きく下回る結果となりました。
最後に2022年の通期予想は以下のとおり。
売上はレムデシビルの減少によって前期比で13%から11%の減収、またレムデシビルを除いた売上では下限値でほぼ前期並みの数字となっています。
また調整後利益については、前期比で15%から8%の減益予想としています。
以上、訴訟の和解費用という特殊要因があったとは言え、実績、予想ともに残念な結果となり、発表翌日、つまり今日の株価は4%以上の下落で推移しています。(日本時間2月3日5時時点)
しかし当方、この銘柄の保有を継続します。
その理由ですが、
次回に続く、、、、(せっ、せこい。)
(新型コロナ治療薬には頼れなくなった銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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