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バイオ医薬品銘柄のギリアド・サイエンシズ(GILD)が現地時間の10月27日に第3四半期決算を発表しました。
概要は以下のとおり。
売上は前年同期比で5%の減収。
売上の明細は以下のとおり。
前年同期比で新型コロナ治療薬のVeklury(レムデシビル)が大きく減少したものの、主力のHIV製品(エイズ治療薬)が7%の増収、そして第2四半期同様Cell Therapy(細胞治療薬)、Trodelvy(乳がん治療薬)が大きく伸びている状況が見て取れます。
一方利益の方ですが、会計基準ベースの1株利益(潜在株式調整後)、特殊要因を除いた調整後1株利益ともに約3割の減益に終わっています。
その理由ですが、ミロ・バイオ社買収に関連する仕掛研究開発費389百万ドルの計上、ロイヤルティ費用増加、製品構成の変化等によるものです
但しアナリスト予想との比較では以下のとおり売上、調整後1株利益ともに予想を大きく上回る結果となっています。
最後に2022年の通期予想ですが以下のとおり前回予想を売上、調整後1株利益ともに上方修正しています。
以上、通期予想を上方修正したこと、そして第2四半期に続き会社が期待を寄せるCell Therapy(細胞治療薬)とTrodelvy(乳がん治療薬)の売上が大きく伸びている点も考慮し、この銘柄の保有を継続します。
ということで、売上×〇、利益×〇、通期予想〇 =ホールド
です。
(もはや新型コロナ治療薬には頼れなくなっている銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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