バイオ医薬品銘柄のギリアド・サイエンシズ(GILD)が現地時間の2月10日に2025年第4四半期決算を発表しました。
概要は以下のとおり。
売上は前年同期比で5%増。
売上の明細は以下のとおり。
新型コロナ治療薬のVeklury(レムデシビル)が前年同期比で37%減少したものの、主力のHIV(エイズ治療薬)は6%増加したこと等により、製品売上は前年同期比で5%の増収となり、Veklury(レムデシビル)を除く売上は7%の増収となっています。
また昨年米国で年2回の注射薬として発売されたHIV予防薬イェズツゴ(Yeztugo)の売上高は9,600万ドルで、市場予想の8,800万ドルを上回っています。
次に利益ですが、1株利益(潜在株式調整後)は1.74ドルと23%増となりましたが、これは主に法人税控除の増加、株式の未実現利益の増加、製品売上高の増加、販売費及び一般管理費の減少によるものであり、特殊要因を除く調整後1株利益は主に買収による仕掛研究開発費の増加により1.86ドルと前年同期の1.90ドルに対し2%減となっています
ただアナリスト予想との比較では、以下のとおり売上、調整後1株利益共に予想を上回っています。
最後に注目の今期2026年の通期見通しですが、以下のとおり製品売上:296億ドル – 300億ドル、調整後1株利益:8.45ドル – 8.85ドルとしています。
以上、第4四半期は調整後1株利益が減益となったものの市場予想を上回り、通期見通しの調整後1株利益は前期比で6%増を見込んでいるこの銘柄。
2025年は世界初の年2回投与HIV予防治療薬の米国での上市成功をおさめ、2026年には、2つのがん治療薬と新たなHIV治療薬の発売を予定しており、2036年まで主要な独占販売権の喪失が予想されないことを含め、今年もそこそこ期待できそうです。
さらに以下のとおり決算発表と同日に配当のお知らせを公表。
ギリアド・サイエンシズは本日、取締役会が2026年第1四半期より四半期現金配当を3.8%増額することを決定したことを発表しました。
この増額により、普通株式1株当たり四半期配当は0.82ドルとなります。
配当金は、2026年3月13日の営業終了時点の株主名簿に記載されている株主に対し、2026年3月30日に支払われます。
3.8%という数字は決して高くないのですが、この銘柄の増配率は以下のとおり2022年以降毎年2セント増配を実施した結果2%台で低迷を続けていたことを鑑みれば、今回の3セント増配(0.79ドル→0.82ドル)は合格点を与えたいと思います。
・2022年:2.8%
・2023年:2.7%
・2024年:2.7%
・2025年:2.6%
ということで、
実績△、対市場予想〇、通期見通し△、3.8%増配=保有継続
です。
(相変わらずHIV(エイズ)治療薬におんぶにだっこ状態の銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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