1月に購入したばかりの米国で「チョコレートと言えばハーシーズ」でお馴染みのハーシー(ズ)(HSY)が現地時間の2月6日に2024年第4四半期決算を発表しました。
ハーシー(Hershey Co)はスナック会社である。
【事業内容】
北米菓子、北米塩味スナック、インターナショナルの3つのセグメントで運営される。
北米菓子セグメントは、米国とカナダで伝統的なチョコレート菓子及び非チョコレート菓子市場で地位を確立する。
北米塩味スナックセグメントは、米国での塩味スナック製品を担当する。
主な製品は、チョコレート菓子及びチョコレート以外の菓子製品、ガム及びミントのリフレッシュメント製品及びプロテインバー、ベーキング材料、トッピング及び飲料などのパントリーアイテム、スプレッド、バー、スナックバイトやミックス、ポップコーン、プレッツェルなどのスナックアイテムを提供する。「Hershey’s」、「Reese」、「Kisses」、「Kit Kat」、「Jolly Rancher」、「Twizzlers」、「Ice Breakers」などの90を超えるブランド名で、及び「SkinnyPop」、「Sour Strips」、「Pirate’s Booty」、「Dot’s Homestyle Pretzels」などの塩味スナックを含む製品を世界80か国以上で販売・流通する。
(SBI証券)
まずこちらがGAAPベース、いわゆる会計基準ベースでの概要となります。
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売上は、北米のソルティースナックにおける計画的な在庫削減の実施、2日間の出荷日数の増加、在庫のタイミングによる恩恵などにより前年同期比で8.7%の増収。
そして利益ですがカカオ価格高騰等により仕入コストは上昇したものの、デリバティブの時価評価益、販売数量の増加、サプライ・チェーンの生産性向上、さらには福利厚生費等販売管理費減少等により1株利益は前年同期比130.6%と大幅な増益となっていますが、これは主にデリバティブの時価評価益の影響によるものであり、特殊要因を除いた調整後1株利益は、以下のとおり前年同期の2.02ドルに対して2.69ドルと33.2%の増益となっています。
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次にアナリスト予想との比較ですが、以下のとおり売上、調整後1株利益ともに予想を上回りました。
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最後に注目の2025年通期予想ですが、売上高成長率は少なくとも2%と増収予想としたものの、カカオ価格の高騰やインセンティブ報酬の増額等により、1株利益成長率:40%台後半の減少、調整後1株利益成長率:30%台半ばの減少と非常に厳しい見通しとなっており市場予想を下回りました。
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以上、第4四半期は前年同期、予想を上回る決算となりましたが、今期2025年は歴史的なカカオ価格の高騰が続くことが予想されるため非常に厳しい年になりそうです。
ただ決算発表において、「コートジボワールとガーナの港に到着するカカオは前年比約30%増となり、カカオの供給に懸念はなく、カカオバター・リキュール・パウダーの年間需要はほぼ確保できた。」とコメントしたことは朗報でしょう。
また、「当社は引き続き自社株買いを優先事項として掲げており、現在のところ発行済み株式数は通期で約50ベーシスポイント減少すると予想しています。」とコメント、たとえわずか0.5%の株数減少でも厳しい状況下にあって自社株買いを実施予定であることは評価したいと思います。
ということで、
売上〇、利益○、予想✕ = ホールド(様子見)
です。
(歴史的なカカオ価格の高騰に苦しむ銘柄への投資に当たってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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