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ヘルスケア大手のジョンソン エンド ジョンソン(JNJ)が現地時間の4月19日に第1四半期決算を発表しました。
まずこちらがGAAPベース、いわゆる会計基準ベースでの概要となります。
売上ですが、全体では前年同期比で5%増(為替の影響を除いた場合は7.7%増)と好調。
これを以下セグメント別で見ると、消費者向けセグメントが為替(ドル高)の影響で減収となったものの、主力の処方薬事業が多発性骨髄腫の治療薬や乾癬(かんせん)治療薬などが好調で6.3%増、そして医療機器も5.9%の増収。
次に利益ですが、1株利益は会計基準ベースでは前年同期比で減益となったものの、特殊要因を除いたいわゆる調整後1株利益では以下のとおり3.1%の増益となっているのが見て取れます。
一方アナリスト予想との比較では売上は残念ながら若干予想を下回ったものの、調整後1株利益は予想を上回る結果となっています。
最後に2022年通期の業績予想ですが、以下のとおり前期比増収増益ではあるものの売上、調整後1株利益ともに前回1月の予想を引き下げています。
しかし当方あまり心配していません。
その理由ですが、最高財務責任者(CFO)によれば、見通し引き下げの理由は通期売上高予想を25億ドル(約3200億円)押し下げた為替要因にあるから。
以上、
売上〇×、利益〇、予想× =(でも) ホールド
とします。
(スピンオフを控えている銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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