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ヘルスケア大手のジョンソン エンド ジョンソン(JNJ)が現地時間の10月18日に第3四半期決算を発表しました。
まずこちらがGAAPベース、いわゆる会計基準ベースでの概要となります。
売上ですが、全体では前年同期比で1.9%増(但し為替の影響を除いた場合は8.1%増)と増収を確保。
これを以下事業セグメント別で見ると、消費者向け事業が主に為替(ドル高)の影響で減収となったものの、主力の処方薬事業が多発性骨髄腫や乾癬治療薬などが好調で2.6%増、また医療機器事業も2.1%増となり全体で増収となった状況が見て取れます。
次に利益ですが、1株利益は会計基準ベースでは前年が多額の訴訟関連費用を計上したこともあり前年同期比で二ケタ増益となったものの、特殊要因を除いたいわゆる調整後1株利益では以下のとおり1.9%の減益となっています。
またアナリスト予想との比較では売上、調整後1株利益ともに予想を上回る結果となっています。
最後に2022年通期の業績予想ですが、売上(会計基準ベース)は為替の影響もあり前回予想を下方修正、また調整後1株利益は前回予想に対し下限値を若干引き上げ、上限値を若干引下げています。
以上、インフレや為替(ドル高)というある意味未曾有のネガティブな影響を受けながらもほぼ期待通りの決算を発表してくれました。
ということで、売上〇、利益〇、予想× =(でも)ホールド
とします。
(来年後半に消費者向け事業のスピンオフを控えている銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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