マクドナルド(MCD)が現地時間の4月29日に第1四半期決算を発表しました。
今回の注目ももちろん新型コロナウィルスの影響。
前回2020年第4四半期決算では減収減益に終わったこの銘柄ですが、前年同期で比較すればかなり回復したのでは、という期待をもって早速内容を確認することに。
売上は一部市場での新型コロナウィルス感染抑制策の緩和や、米国で実施された景気刺激策が寄与し米国では既存店売上が前年同期比で13.6%の増収となったのをはじめすべてのセグメントで増加。
国別ではイギリス、オーストラリア、カナダ、中国、日本が好調で全体では既存店売上ベースで7.5%の増収を達成。
また利益の方も特に米国での売上の増加によるマージンの増加等により1株利益で会計基準ベース(+39%)、そして特殊要因を除いたいわゆるNON-GAAPベース(+31%)共に3割を超える増益となっています。
さらに以下のとおり売上、利益ともにアナリスト予想(FactSet コンセンサス)を上回るうれしい結果に。
尚今期2021年の通期予想ですが、売上が前回予想の10%台前半の増加予想から今回は10%台半ばの増加予想と予想を引き上げています。
依然インドを始め新型コロナウィルスが世界的に猛威を振るっているわけですが、特におひざ元の米国での経済活動が徐々に本格化している現状において、この銘柄を売却する理由が見つかりません。
(いまだコロナが猛威を振るう中、ドライブスルーへの過度な期待からの投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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